Webライターとして独立したい!ぶっちゃけどうなの…?
Webライターは、未経験から始めても比較的早い段階で独立しやすいお仕事です。
仕事を始めてから1ヶ月や2か月で軌道に乗り、フリーライターとしてデビューする人も少なくありません。
とはいえ、Webライターに限らずですが、フリーランスは自由に働ける代わりに責任が重い・収入が安定しないなどといったデメリットがあるので、甘い考えで飛び込むのは危険です。
そこで今回は、
- Webライターが独立するメリット・デメリット
- 独立してもうまくやっていくコツ
- フリーのWebライターになる方法
を紹介していきます!独立を考えているWebライターさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
Webライターが独立する5つのメリット
では早速、Webライターが独立する5つのメリットをみていきましょう。
- 好きな時間・場所で仕事ができる
- 仕事量の調整がしやすい
- 努力次第で収入を増やしやすい
- 人間関係に悩むことがない
- 人目を気にしなくていい
順番に解説していきますね。
独立のメリット①好きな時間・場所で仕事ができる
フリーランス最大のメリットといえば、時間や場所にとらわれず自由に働けることでしょう。
Webライターは基本的にPCとネット環境さえあればどこでも仕事ができるうえ、通勤もありません。
自宅でもカフェでもあなたの好きな場所が職場ですし、勤務時間もお休みも全て自分で決められます。
ノマド生活も夢ではありませんね!
独立のメリット②仕事量の調整がしやすい
Webライターとして独立すれば、仕事量は自分である程度コントロールできます。
会社勤めだと基本的に業務は決められているうえ、周りとの業務を考えればなかなか自分の都合で仕事量は減らせませんよね…。
しかし、Webライターは仕事量を減らすのも増やすのも、その日のノルマを決めるのも自分。
体調やスケジュール、稼ぎたい金額に合わせた自由な働き方が叶います!
独立のメリット③努力次第で収入を増やしやすい
Webライターとして独立すれば、稼げる金額に限度はありません。
記事執筆の量をこなしたり、スキルアップして高案件を獲得したり、努力次第で収入の大幅アップが可能です。
私の場合は、Webライターからディレクター・編集者に転身し、毎月50万円以上の収入を維持しています!
会社員の場合は毎月決められた額の給与しかもらえず、昇給などは会社の規則に基づいて行われるので、頑張りが反映されないこともあるでしょう。
一方で、Webライターはクライアントが求めるクオリティで納品し続けたり、SEOの知識を身につけたりすれば収入が上がりやすいお仕事です。高い収入を得るためにも、求められるWebライターを目指していきたいですね。
独立のメリット④人間関係に悩むことがない
Webライターの仕事はパソコン1つで完結し、連絡もメールやチャットがメインなので人間関係に悩むことはほとんどありません。
会社勤めだと上司や同僚に気を使うことも多く、関係がこじれてストレスの原因になりますよね。
そうした煩わしい人間関係が無いのも、Webライターとして独立するメリットの1つでしょう。
独立のメリット⑤人目を気にしなくていい
自宅で仕事ができるWebライターは、人目を気にせず仕事に集中できます。
すっぴんでも、ダル着でもOK!(女子力に欠けるのはさておき…)
自分にとってベストな場所で作業ができるのもWebライターとして独立するメリットだと言えるでしょう。
Webライターが独立する5つのデメリット
独立をすればメリットがたくさんありましたが、以下のようなデメリットもあります。
- 安定した収入を得にくい
- 突然仕事が無くなる可能性がある
- 人脈が作りにくい
- 福利厚生がない
- 自分で営業しなければならない
フリーランスは意外にもデメリットが多いので、しっかり把握しておきましょう!
独立のデメリット①安定した収入を得にくい
Webライターは高収入を目指せるものの、「安定」という面では安心感に欠けています。
Webライターは自分が稼働すればするほど収入アップを期待できますが、休めばもちろん収入はゼロです。当然ながら、会社員のように有給休暇などありません。
継続案件を見つければ安定するんじゃない…?
なんて思うかもですが、甘い考えは禁物。いくらスキルが高くても、仕事量はクライアント都合で変動しますから、いくら継続案件を獲得しても収入の増減は付きものです。
特に、経験や実績がないうちは安定した収入を得にくいと理解しておきましょう!
独立のデメリット②突然仕事がなくなる可能性がある
Webライターは、ある日突然仕事が無くなるということも少なくありません。
主な原因としては、「クライアント都合」か「Webライター自身に非がある」かのどちらかが多いでしょう。
クライアント都合の場合
- メディアの閉鎖
- 予算不足
クライアント都合はどうしようもないため、切り替えるしかありません。突然依頼がこなくなることは珍しくないので、クライアントは複数確保しておくと安心でしょう。
Webライター自身に非がある場合
- クライアントが求める記事を書けていなかった
- コミュニケーション不足による意見の相違
- 約束(納期や守秘義務など)を守っていなかった
Webライターはライティングスキルだけでなく、クライアントの意図を読み取る力や情報伝達能力も欠かせません。自分の責任や発言に対する責任感、向上心、コミュ力がなければ、仕事は簡単になくなります。
正直、Webライターの仕事で食べていくなら、会社員の頃より自分を戒めて取り組むぐらいの気持ちが必要です!
独立のデメリット③人脈が作りにくい
Webライターは基本的に仕事も連絡もネット内で完結するので、人脈が作りにくいデメリットもあります。
会社に勤めているとさまざまな職種や役職の人と繋がれることもありますが、Webライターは人と会う機会がほとんどありません。
Webライターをしながら人脈を作りたいのであれば
- 人と関わる取材記事に挑戦する
- TwitterなどのSNSで仲間作りをする
- オンラインコミュニティに入る
など、自ら行動する必要があるでしょう。
独立のデメリット④福利厚生がない
個人事業主として活動しているWebライターは、会社員とは違って福利厚生の恩恵は一切受けられません。
以下のような福利厚生は、基本的に全て受けられなくなるでしょう。※法人化して各制度を取り入れた場合は別
- 社会保険
- 住宅手当、社宅
- 交通費
- 健康診断、医療費
- 各種休暇 など
独立後は、企業に属していれば誰でも受けられる福利厚生の恩恵がなくなる、ということを覚えておいてくださいね。
独立のデメリット⑤自分で営業しなければならない
独立をすると仕事を途切れさせないために、自分で営業をして依頼を勝ち取らなければなりません。
会社員は職場に行くと仕事を与えられますが、Webライターは自分で営業をして依頼をもらってやっと作業ができます。
経験や実績を積み、有名なライター・ブロガー・インフルエンサーにでもなれば黙っていても仕事が舞い込んできますが、独立してすぐの頃はなかなか難しいでしょう。
筆者も独立後2年ぐらいは営業しまくってました!
クラウドソーシングを利用した場合でも、的確な提案文を書けなければ採用には至りません。
Webライターとして売り込むために、自分にしかない強みをアピールしたり専門分野をつくったりなどの努力をしていきましょう!
Webライターが独立してうまくやっていくコツ
では、Webライターが独立しても無理なくやっていくコツを紹介していきます。
- 直接契約を増やす
- 自己管理術を身に付ける
- 常に勉強を怠らない
- 編集者やディレクターも視野に入れる
順番に解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コツ①直接契約を増やす
独立してガッツリ稼いでいこうと思えば、クラウドソーシングのみの受注では正直厳しいかもしれません。
クラウドソーシングで契約した場合、
- 顔が見えない
- 声も聴けない
みたいなパターンがほとんどでしょう。やはりその分、信頼関係を築きにいデメリットがあります。
さらに、最近は特にWebライターが増えているので、クライアントからすればいくらでも替えが利くんですよね…。相当スキルを上げない限り、生き残るのはかなり難しいと言えるでしょう。
一方で、直接契約ならコミュニケーションの自由度が高く、人間性もアピールしやすいです。
そもそもクラウドソーシングに比べ単価が高い傾向にありますし、信頼関係さえ構築すれば他の案件や責任のある仕事を任せてもらえることも少なくありません。
独立を考えているなら、直接契約の仕事も増やしていきましょう!
コツ②自己管理術を身に付ける
フリーランスにとって、「自己管理」は永遠の課題です。時間も場所も服装も一切縛られず自由に働けるからこそ、自己管理能力がなければ独立を後悔しかねません。
ついつい仕事を後回しにしたり、集中できなかったりして、「結局ダラダラ過ごしてタスクをこなせなかった…」「締め切り前に徹夜する羽目になった…」なんてのはあるあるです。
とはいえ自己管理なんてどうすればいいの?
と思うかもですが、フリーランスが上手く自己管理する第一歩は、仕事とプライベートのメリハリのつけ、健康的な生活をすることです。
具体的には、
- 運動する
- 勤務時間を決める
- 仕事部屋を作る・作業環境を整える
- ながら作業はやめる
などを取り入れて、メリハリのついた生活を意識しましょう。
コツ③常に勉強を怠らない
Webライターとして生き残っていくためには、いつまでも勉強を怠ってはいけません。
そもそもですが、Webライターが働くインターネットは、時代の最先端とも言える世界。情報は日々更新されていますし、SEOはいつまでも進化を続けます。
つまり何が言いたいのかっていうと、一定のライティングスキルを身につければそれでOK!なんて世界ではありません。
もちろん文章術も日々向上させる必要がありますが、
- 世間の最新情報
- SEOの傾向
- 得意ジャンルに関する最新知識
といったことにも常に目を向けて、「時代にノッてる」Webライターを目指しましょう!
コツ④編集者やディレクターも視野に入れる
Webライターからさらにスキルアップするなら、編集者やディレクターを目指すのも一つの手です。
編集者とディレクターの担当業務を一言で言うとこんな感じ。
- 編集者:他ライターの記事を一定のクオリティに整える
- ディレクター:Webサイト全体の監督・指揮・管理をする
ディレクターは記事の編集だけではなく、サイト運営や設計面にも携わるため相当の知識が必要ですが、編集者であれば比較的挑戦しやすいでしょう。
両者ともにWebライターに比べ高収入&仕事が安定しやすいので、独立を機に目指してみてもいいですね!
Webライターとして独立する方法
Webライターとして独立する方法は、驚くほど簡単です。
具体的には、税務署に
- 開業届
- 青色申告承認申請書※必要であれば
を提出するだけ。開業届は、事業を開始してから原則1ヶ月以内に提出が求められています。
開業届を提出した瞬間から、あなたは晴れてフリーランス!
なお、今まで会社の社会保険を利用していた方は、国民健康保険への切り替えや、国民年金の支払い手続きなども済ませておきましょう。毎年の確定申告も忘れずに行ってくださいね。
まとめ:Webライターの独立は難しくない!
Webライターは比較的独立しやすいお仕事であり、ノマド生活も夢ではありません。
とはいえ、仕事や収入が安定しない・福利厚生がないなどフリーランスならではのデメリットもあるので、慎重に判断しましょう。
なお、独立後はに上手くやっていくコツは、
- 直接契約を増やす
- 自己管理術を身に付ける
- 常に勉強を怠らない
- 編集者やディレクターも視野に入れる
などがありますよとお話しましたが、フリーランスに最も大切なのは「信頼性」です。
Webライターは一人で黙々と自由に作業できるとはいえ、対人間のお仕事であることには変わりありません。発注者がいてこそ仕事ができるので、常に「クライアントファースト」を意識して、信頼されるWebライターを目指していってくださいね。