時計が読めない6歳児(年長)に読み方を教えた方法【おすすめドリルも紹介してます】

年長で時計を読めず、興味もない6歳の娘。「小学生までに読めるようにしとかなきゃ」と奮闘した結果すぐに読めるようになったので、本記事ではそのやり方をシェアします。

6歳児に時計の読み方を教えた手順

  1. 時計に興味を持たせる
  2. 短い針の仕組みを教える
  3. 「5、10、15〜55」を暗記させる
  4. 長い針の仕組みを教える
  5. ドリルで特訓

ちなみに、時計を教えるときに一番役立ったのはこちらのドリルです↓

詳細を以降で詳しく解説していきますね。

目次

【準備】時計が読めない6歳児には「興味を持ってもらうこと」から始めよう

今この記事を読んでくれてるのは、私と同じく小学校入学前の子供が時計を読めず悩んでいる方だと思います。ですが、そもそも6歳児の子供が時計を読めないのはまだ興味が無いから”かもしれません。

西田あずさ

うちの子もそうでした。興味もないことを勉強するのって、誰だって苦痛ですよね。なので、まずは興味を持ってもらうための施策をトライしました!

具体的には、生活の中に自然と取り入れること。
子供が楽しい・嬉しいことに対し、時計(時間)を意識した声かけを行いました。

声かけの例

  • 時計がこの形になったら◯◯のテレビだよ〜
  • 時計がこの形になったら〇〇が帰ってくるよ〜
  • 時計がこの形になったらお菓子を食べよう〜

こうすることで子供は自然と「時計」という存在を意識し始めるので、興味が湧いてくるきっかけを与えられます!

我が家では表を作りました

西田あずさ

ただ、我が家の娘はなかなか時計に興味を示さなかったんです。そこで、字は読めるようになっていたので、普段の行動と合わせた時間表のようなものを手作りしました

※なんともお粗末なのはお許しを…

結果、自分でこのシートを手に取り、時計と見比べながら行動するようになったんです。こちらも「今何時?」と聞くのではなく「今は何をする時間?」と工夫して質問するようにしました。時計に興味がない子供に時間を聞いても仕方ないので、まずは「時計」と「時間」を身近にすることから始めたのです。

時計を教えようとしても聞く気すらなかった我が子でも、この表に書いてある時間だけはいつの間にか勝手に覚えてくれましたね。

2023.12 追記:2歳児は形だけならすぐ覚えた(驚)

ちなみに余談ですが、次女2歳児は、普段の生活で大人やお姉ちゃんが会話してるのを聞いただけで、いつの間にか時計に興味を持ち、さらにある程度覚えてました…。会話っていうのは例えば「もう9時だから寝なさいよ(母のセリフ)」「3時なったからお菓子だして!(姉のセリフ)」みたいなものですね。

そういった会話から時間や時計を意識するようになったのか「ママ9時〜」「ママお菓子の時間〜」などと発言するようになったんです。天才か!?って思ったんですが、これが性格や興味関心の違いなのでしょう。

西田あずさ

お姉ちゃんに時計を覚えさせるのは、あんなに大変だったのに…。

【本番】時計が読めない6歳児に読み方を教えた3ステップ

ステップ1.短い針の仕組みを教える

まずは「時計の◯時は、短い針がさしている数字だよ」「1〜2の間は全部1時だよ、3〜4の間は全部3時だよ」という、短い針の仕組みから教えました。

西田あずさ

我が子は数字が読めたので、単純に短い針の指す場所が今の時間だと教えればわりとすぐに覚えましたね。数字が読めないお子さんの場合は、まず1〜12の数字を覚えることから始めるか、形で教えるといいかもしれません!

いずれにせよ「短い針が3のところにきたら3時だからおやつだね」「短い針が9にいったら9時だから寝ようね」と行動と結び付けたり、「今何時でしょう?」と質問したりすることを続けていれば、そのうち覚えるでしょう。1時間単位の時間が理解できるようになったら、幼児の場合はここまででも十分じゃないでしょうか。

ステップ2.「5、10、15・・・55」を暗記させる

時計の短い針を覚えたら次は長い針を教えていきたいところですが、我が家ではその前に「5、10、15・・・」の5つ刻みの数字を暗記させました。

西田あずさ

時計って、短い針は数字通りの時間を差しているのに、長い針は「1を差しているのに5分」と単位が異なるじゃないですか。短い針は12時間で一周して長い針は60分で一周しますが、幼児には理解し難いと考えたんです。

だからこそ「5、10、15・・・」と暗記させることから始めました。すると難しい説明は不要となり、次の長い針を教えるステップがかなり容易になりましたね。

ステップ3.長い針の仕組みを教える

そして最後のステップで「長い針は◯分をさすんだよ」「長い針は0分から59分まであるんだよ」ということ教えました。「◯時ちょうど」「30分」「半」という時間なら子供でも理解しやすいので、そこから始めましたね。

30分単位が理解できるようになると5分単位での読み方を教えていきましたが、ここで役立ったのがステップ2でお伝えした「5、10、15・・・」の暗記。1から順番に「5、10、15・・・55」を当てはめていけばいいことを教え、5分単位での読み方が理解できたらあとはかなり早かったです。間のメモリを順番にカウントすればいいだけですからね。

西田あずさ

我が家では、ここまでの手順を何度も繰り返し練習することで、6歳の幼児でも読めるようになりました!

なお、子供に時計の読み方を教える際にポイントだと思ったのは、細かいことは教えないこと。「長い針は60分で一周するから…」など長針の詳しい仕組みを教えても幼児には理解し難いでしょう。小さい子供には、頭で考えさせるより、形で覚えさせる方法が最適かと。長い針を教え始めると、短い針の時間まで分からなくなるなどの事態も生じがちだと思いますが、ゆっくり教えてあげると良いでしょう。

時計が読めない6歳時にはドリルの活用も効果的!

実は我が家では、長い針を教えるところで時計のドリルも導入しました。色々なドリルを実際に手にとり比較した結果、選んだのが「うんこドリル」シリーズの時計ドリルです。

うんことけいドリル

他社のドリルは「THE問題集」という感じのものが多いですが、こちらは以下のように子供が楽しく学習できる工夫が施されています。

ポイント

  • 可愛いイラスト
  • シールを貼り付ける問題
  • 時計を読む練習ができる付録

6歳の幼児でも食い付きは抜群で、このドリルを取り入れてから圧倒的に学習ペースが上がりました。

西田あずさ

時数と分数が一目で分かるシートが付いており、我が子はそれをカンニングペーパーとして時計を読むのが日課に。それを繰り返しているうちに時計の読み方をマスターしました!

ドリル自体もとても楽しかったようで、自分から進んで学習していましたね。

このドリルだけでイチから時計の読み方を教えることも可能なので、これから幼児の時計学習を考えているママにはかなりおすすめ。個人的には、最初からドリルも使った方が効率よく覚えられるのではないかと思います!

まとめ:時計が読めない6歳には無理せずゆっくり教えるのがおすすめ!

子供にとって時計の読み方を覚えることはとても難しいこと。なので、幼児の場合は無理に教え込もうとせず、自然と覚えられるような環境を作ってあげるのがベストなのかもしれません。

小学校へあがるまでに時計を覚えておけばラクですが、いつまでも時計が読めない子供はいないので、ママが気張りすぎないようにしましょう。時計が読めない子供に読み方を教えるためには根気も必要でしょうからね…。「短い針だけでも読めるようになればいい」と気楽に考えて、まずは生活の中に取り入れることからはじめてみてはいかがでしょうか。

時計を効率良く教えられるおすすめドリル

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この記事を書いた人

関西在住フリーランス・シングルマザー。産後4年間の病棟介護士を経て、独学でWebライティングを開始。現在は、Webライター兼Webディレクター、編集者として複数メディアで活動しつつ、ライティング講師を務める。身軽に・自由に暮らすがモットー。

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