公文式ってどうなの?4歳の子供でもできる?幼児を通わせたら学習内容はどんな感じ?何ができるようになる?くもんにかかる費用も知りたい。
こんなパパ&ママに向け、4歳からの公文を徹底レビューします!
我が家の娘は4歳(年少)になってすぐ公文式で国語を学び始めましたが、1年で平仮名の読み書きをマスターしました。
幼児〜小学生の習い事として人気の高い公文式ですが、我が家と同じく4歳ごろからの入会を考えるパパママも多いのではないでしょうか?
ということで本記事では、子供をくもんに通わせて成長したことやママの感想、幼児の学習内容、公文式にかかる費用などについて紹介していきます!
本記事の内容
- 4歳(年少)で公文式を選んだ理由
- 4歳(年少)の国語学習内容
- 公文式の宿題の量
- くもんで開催されるイベント
- 2年間通った成果やママの感想
- くもんにかかる費用
幼児さんをくもんに通わせようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
4歳児(年少)の習い事に”くもん”を選んだ理由
我が家の娘は、公文式が生まれて初めての習い事です。
くもんを選んだ理由
- 落ち着きがなかった
- 小学生までに平仮名の読み書きを覚えてほしかった
- たまたま近所に教室があった
娘は体を動かすのが大好きで運動神経もよく、とにかく活発ですが、じっと座って本を読んだり、お絵かきをしたりなどが1分と持たないような子で、保育園でも先生の話を聞かずよく怒られてばかり…
こんな娘なので、スポーツよりも「じっと座って人の話を聞く・何かに集中する力をつけることを優先させるべきなのでは」と考えました。そもそも、小学生までに平仮名の読み書きぐらいは完璧にしておきたいですよね。
「自分で教える自信がない…」「近くにくもんの教室がある!」ということで、公文式教室に通うことに決めました。
公文は教室が開いている時間内ならいつ行ってもOK!
公文式教室は、教室が開いている時間内であれば何時に行っても受け入れてもらえます。
私が公文式教室に魅力を感じたポイントのひとつ!
我が家が通っている教室の場合は、週に2回、14時〜21時まで開校しており、他の習い事のように「●時に来てください」のスタイルではないので、忙しいママ・パパや、フルタイムの保育園児には嬉しいですね。
ただし、幼児の場合は何かと手がかかり先生も大変。十分な学習をさせたいのであれば、小学生の少ない時間を狙って教室へ行くのがおすすめです!
4歳児(年少)の公文:学習内容・宿題の量・イベント
4歳(年少)になってすぐに公文式に通い始めた我が家ですが、教科は国語を選択しました。
公文式の学習内容はスピードは子供により異なりますが、ひらがなの読み書きが一切できない状態で入会した我が家の場合の学習内容や宿題、発表会について紹介します。
4歳児(年少)の公文:言葉の知識を増やす・鉛筆の練習からスタート
年少(4歳児)から公文式教室に通い始めた我が家の場合、以下の内容にて学習がスタートしました。
- 言葉の知識を増やす
- 線を描いて鉛筆の練習
動物や物のイラストが描かれたカードを見て、その「名前」を発声して言葉の知識を増やしながら、「ずんずん」という線を描く教材を使い、鉛筆の練習をします。
宿題も全く同じ内容なので、カードを使った学習はパパママの協力が必要です。
このような学習が半年ぐらい続き、その後本格的にひらがなの読み書き練習が始まりました。
なお、以上の学習はくもんから出版されている以下のアイテムを使えば、教室に通わなくても自宅で学べます!
言葉の知識を増やす教材
鉛筆の練習ができる教材
3歳児の場合は漢字からスタートすることも
これは教室の先生から伺った話なのですが、3歳児から入会した場合は漢字からスタートするそうです。
年少前の幼児はなんでも形で記憶するので、ひらがなよりも漢字の方がすんなりと頭に入るとか。
3歳以下のお子様は漢字の学習からスタートする可能性があると覚えておきましょう。
4歳児(年少)の公文:くもんは宿題の量がやや多め?
公文式について「宿題の量が多い」という声を耳にしたことがあるパパママは多いかもしれません。我が家はフルタイムで保育園に通っていたので、その点は通わせる前から気になっていたポイントでしたね。
結論から言うと、はじめの1年間は宿題が多いと感じませんでしたが、学習が進むにつれ増加します。
最初は「ずんずん」という教材を使って線を描く”お絵かき感覚”の鉛筆練習が宿題だったので、4歳児(年少)でも一人で取り組めて、1日で完了することがほとんどでした。
しかし「ずんずん」が終了し、本格的にひらがなを読み書きする教材に変わった頃からは宿題が増え、くもんの教室に行かない日は毎日取り組まないと追いつかないように…。
公文は学習が進むと宿題のプリント枚数も1枚のプリントにかかる時間も増加するため、宿題が辛く感じることもあるかもしれません。
幼児の場合は環境や子供の性格・集中力により感じ方が異なるかもしれませんが、宿題はやや多めかなという印象です。
宿題の量は調整可能
宿題の量が多いと聞くと、学習時間が十分に確保できない家庭や、複数の教科を学ばせようとお考えのパパママは入会を躊躇してしまいますよね。
しかし、公文式は授業がある塾とは違い、生徒により宿題の内容や量が異なります。
また、宿題の量は先生に相談することで家庭環境や個人のペースに合わせて調整してもらえるので、そこまで心配する必要はないでしょう。
4歳児(年少)の公文:年に一度開催される「音読発表会」
全国の教室で開催されているのかは分かりませんが、我が家が通っている公文式教室では年に一度、「音読発表会」というイベントが開催されています。
集まった親御さん・他の生徒さんの前で本を音読するというもので、参加は無料・任意。
国語を習っている生徒さんは日本語の本や絵本、英語を習っている生徒さんは英語の本を音読しています。
外部のテストに合格した小学生の生徒さんに対する表彰式などもありましたね。
我が家は過去に3回参加しました
くもんで開催されている発表会は、普段の学習に対するモチベーションアップに繋がり、子供の成長を感じることができるとても良い機会だと思います。
参考までに、我が家の娘の発表会記録をご覧ください。
1回目(年少)
まだ字が読めなかったため、発表内容は「カードに描かれたイラストの名前を声に出す」というもの。ステージが苦手な娘はほぼ何も発言できませんでした。
2回目(年中)
発表内容は「簡単な絵本を1冊音読する」というもの。恥ずかしがりながらも全て読み上げることができ、成長を感じました。小さいながらに前回の失敗を覚えていたようで、家でも熱心に練習している姿が見られました。
3回目(年長)
発表内容は2回目と同じでしたが、本を1冊暗記しており、恥ずかしがることもなく大きな声でハキハキと発表できました。
「人前で発表する」というのは子供にとって良い経験になるので、積極的に参加してみるといいでしょう。
4歳(年少)から公文に通ってできるようになったこと
我が家の娘は、字を1文字も読めない・興味もない状態でくもんに通い始めました。
公文式に通って、できるようになったことや成長したことを紹介します。
4歳から公文に通った成果①年中でひらがなの読み書きをマスター!
くもんに通い始めて1年が経過した頃には、ひらがなを全て読めるようになり、街で見かけた文字を声に出して読むのが日課となっていました。
本を一人で読めるようになったのもこの頃で、自分の名前は完璧に書けるように。
そこから半年後(年中の秋頃)には、全てのひらがなを書けるようになりました。
はじめのうちは単語のみでしたが、すぐに文章も書けるようになり、保育園のお友達に手紙を持っていくこともありましたよ。
4歳から公文に通った成果②年長でカタカナと簡単な漢字の読み書きをマスター!
年長(6歳)になると、少し長めの文章の音読・文章作成の学習が始まりました。
文章から何かを読み解き回答するといったことも始まり、小学校1年生の国語学習とほぼ同じ内容です。
さらに、くもんで主に学んでいるのは”ひらがな”でしたが、知らない間にカタカナや漢字の読み書きも少しずつできるようになりました。
ここまできたら、小学校1年生での国語に関しては安心できますよね。
我が家の娘は公文での学習ペースが遅い方ですが、親が一切教えることなく小学校入学までにひらがな・カタカナの読み書きをマスターし、簡単な漢字の読み書きもできるようになりました!
4歳から公文に通った成果③教室へは一人で行き帰りできるように
公文式は子供の自立を大切にしており、通い始めた4歳の頃から「一人で通学できるようなら積極的にさせてください。」と言われていました。
幼児を一人で歩かせることは少し不安もありましたが、我が家では教室まで1〜2分の距離。
なので、キッズ用のスマホを持たせて5歳(年中)頃から一人で行き帰りを始めました。
さらに、公文式は教室に着いたとき・教室を出た時に保護者にメール連絡がくるようになっています。
これに関しては賛否両論があるとは思いますが、成長の一つだと考えるとアリなのではないでしょうか?
4歳から公文に通った成果④小学校の国語は楽勝!?
4歳から公文で国語を学び始めた我が家の娘ですが、現在は小学生になりました。
本人曰く、「小学校での国語学習は楽勝!」だとのこと。(笑)
文字を読むのも早く、音読もスラスラと上手に読めていますね。学校のプリント学習やテストもいつも花丸をもらっています。
なお、公文式では漢字学習や文章読解学習に入っており、小学校2年生レベルの勉強に取り組んでいます。
小学校の学習を先取りしていたのであれば、公文式はかなりおすすめです!
4歳の公文式にかかる月謝・費用
幼児が公文式教室で学ぶにあたり、我が家でかかっている費用は以下の通りです。
- 月謝:7,150円/月
- 文房具代:約2,000円/年
イベンでお金がかかるということはありませんし、文房具の購入も数ヶ月に一度なので月謝以外の費用はほとんどかかりません。
英検など外部の試験を受ける場合は別途費用がかかりますが、幼児にはあまり関係ないでしょう。
ちなみに、我が家で愛用している鉛筆は以下です。※公文式でも購入可能
4歳の公文式:月謝は1教科7,700円〜
公文式の月謝(1教科/税込)一覧は以下です。※入会金無料
対象 | 東京都・神奈川県に所在する教室左記以外の地域に所在する教室 | 左記以外の地域に所在する教室 |
---|---|---|
幼児・小学生 | 7,700円 | 7,150円 |
中学生 | 8,800円 | 8,250円 |
高校生以上 | 9,900円 | 9,350円 |
くもんの月謝に関して高い・安いは個人の価値観ですが、個人的には幼児の習い事に月7,000円は「ちょっとお高いなぁ〜」と感じたのが正直なところです。
しかし、家庭学習に協力できない私からすれば、公文式に全てお任せして1年で平仮名の読み書きが完璧になったので、十分価値はありました!
※月謝やコースについての詳細は公文式オフィシャルサイトをご覧ください。
4歳からの公文式教室レポートまとめ
最後に改めて、娘を4歳(年少)から公文式教室に通わせてみた感想をまとめます。
4歳からの公文式まとめ
- 開校時間が長く登校時間も自由なので保育園時でも通いやすい
- 5歳でひらがなの読み書きが完璧になった
- 宿題の量は子供のペースに合わせて調整が可能
- 発表会で成長を感じられる
- 月謝以外でお金がかかることはほとんどない
とにかく、自分で教えることなく小学校までにひらがなの読み書きを完璧にしたかった私は大満足です。
気になる方はお近くの教室まで足を運んでみてくださいね。
なお、小学校入学準備には字の読み書きの他に、時計を読めるようになることも大切です。以下の記事もぜひご覧ください!