
フリーランスのWebライターに必要なスキルって…?そもそもWebライターだけで生計を立てられるものなの?
そもそもフリーランスとは会社や組織に属さず業務を行う”働き方”を示す言葉であり、なること自体は簡単です。あなたが「フリーランスのWebライターです」と名乗ったら、その日から立派なフリーランスですからね。
とはいえ、当然ながらフリーランスのWebライターとして「生計を立てられるか」はまた別の話です。
Webライターの仕事一本でご飯を食べていこうと思えば、並々ならぬ努力と知識・スキルの習得が欠かせません。
そこで今回は、フリーランスのWebライターとして生きていくために最低限必要なスキル、収入アップのコツについて紹介していきます!
この記事で分かること
- そもそもWebライターとして生計を立てることは可能なのか
- フリーランスWebライターに最低限必要なスキル3つ
- Webライターの収入をアップするコツ4つ
未経験からフリーランスWebライターとしてデビューし、現在月収100万円を超えた筆者が解説していくので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事を書いた人


Webライターはフリーランスとして生計を立てていける?
フリーランスとして働くにあたり、最も気になるのが「そもそもWebライターの仕事一本で生計を立てていけるのか」という点。
フリーランス協会の調査「フリーランス白書2019」によると、文筆系(ライター、イラストレーター、編集者、翻訳、通訳)フリーランスの年収は以下の通りです。


200万未満の回答が32%と、1番高い割合ですね。次に多いのが200〜400万と回答した人で26.9%。他のフリーランス業と比べて平均年収が低い傾向にあります。
平均年収が低く出ているのは、
- 副業のフリーランスも含まれている
- クラウドソーシングでは文字単価0.1円のような低単価な仕事もある
などの要因も考えられますが、いずれにせよ高所得なライターはかなり少数派であると言えるでしょう。



とはいえ、月収100万を超えるライターは存在しますし、自身も現在講師業なども含むものの月収100万を超えています!
「それって才能なんじゃないの…?」と思われたかもしれませんが、文字単価1円の初心者ライター時代も月収20万は稼げていました。Webライターの収入はスキルと実績を伸ばせば、右肩上がりに増えていき、生計は立てられます。
初心者のうちの苦労は大きいですが、努力次第でフリーランスWebライターの収入は青天井と言っても過言ではありません。


フリーランスWebライターに最低限必要なスキル
では、フリーランスのWebライターとして活動するにあたり、どんなスキルを身に付けておけばいいのでしょうか。
最低限必要なスキルは、以下の3つです。
- 文章術
- ニーズの読み取り力
- SEOの知識
これらのスキルがないならフリーランスデビューは待つべきだと言えるので、しっかりチェックしておいてください!
①文章術
文章スキルなんて、Webライターにはもはやあって当たり前です。
ただしWebライティングに求められるのは小説家のような文才ではありません。文章の読みやすさです。
例えば、
- 助詞「てにをは」の使い方
- 漢字の閉じ開き
- スムーズに読み進められる論理立てられた構成
など、基本は完全にマスターしておきましょう。



読者に記事を最後まで読んでもらえる文章力が必要です!
②クライアント・読者ニーズの読み取り力
フリーランスのWebライターは、クライアンと読者のニーズを読み取る力も必要不可欠です。
まずクライアントは、ライターに記事を書かせることで最終的に達成したいゴールがあります。ゴールというのは、アフィリエイト商品の成約であったり、提供サービスの会員登録であったりさまざまでしょう。
そしてクライアントのニーズに応えるためには、記事単位で読者のニーズを読み取らなければなりません。
クライアントと読者が何を意図しているのか常に考えながら執筆しましょう。
③SEOの知識
フリーランスのWebライターになりたいなら、SEOライティングは最低限マスターすべきスキルです。
そもそもWebライターが請け負う業務はセールスライティング、シナリオライティング、コラムなどさまざまですが、出回っている案件の大半がSEOライティング。そのSEOライティングができなければ、効率良く案件受注できません。
SEOライティングはWebライターならできて当たり前だと覚えておいてください!
フリーランスWebライターが収入をアップさせるコツ
最低限必要なスキルを身につけた上で、さらにWebライターとして収入をあげていくコツは以下の4つ。
- 活動する市場を広げる
- 人脈を広げる
- Webマーケティングを学ぶ
- サイト運営経験を積み上げておく
実践するかしないかで雲泥の差がでますから、ぜひ1つでも今日から取り入れてみてください!
①活動する市場を広げる
収入アップを目指すのなら、活動する市場を広げていきましょう!



クラウドソーシングサイトで受注できる仕事は単価が低めですし、手数料もバカになりません。
おすすめしたい案件獲得方法は、
- メディアや編集プロダクションに直接応募
- Twitterで応募
が挙げられます。
直接契約は、丁寧にフォローしてもらえる優良クライアントに出会える可能性が高く、関係構築しやすいのが魅力。信頼を勝ち取ればどんどん仕事を振ってもらえるでしょうし、単価もクラウドソーシングに比べ高い傾向にあります。
好きなメディアや一緒に働いてみたい人を選べるのもポイントですね!


②人脈を広げる
フリーランスにとして活動していくにあたり、いかに人脈を広げるかは非常に重要です。
人脈によって案件の獲得に繋がるうえ、思いもよらない大きな仕事が舞い込んできたり、仕事の幅を広げられたりする可能性があります。



私も人脈の恩恵を受けていちライターから、ディレクター、編集者、講師業へと活動の場を広げてきました。
人脈さえ築いておけば、もはや営業する必要はありません。
なお、人脈をつくるにあたり最も簡単なのは、SNSやオンラインサロンを活用すること。
人と出会う機会の少ないWebライターこそ、人脈はインターネットで作ればOKです。他のライター関係者へ積極的に絡んでいきましょう!
③Webマーケティングを学ぶ
Webライターがフリーランスで生計を立てるには、Webマーケティングも学んでおくべきです。
Webコンテンツを盛り上げるための施策を知れば、ディレクター業務などより上流の仕事にも挑戦でき、収入アップにつながります。



純粋なWebライターとして活動していくにしても、マーケティングスキルがあるのとないのでは記事の質に大きな差が出るでしょう。
Webマーケティングの学習方法としては案件を通じて勉強できる環境を見つけるのが最速ですが、まずは数冊専門の書籍を読み、基礎だけでもつかんでおいてください!
▼基礎の勉強に絶対読んでおくべき1冊はこちら!
④サイト運営経験を積み上げておく
Webライターのスキルアップ法として非常におすすめなのが、実際に自分でサイトを運営してみること。
SEO・マーケティングともに手っ取り早く身に付きますし、運営側(クライアント)の思惑も圧倒的に掴みやすくなります。サイト全体の構成を理解できれば、ゴールまでの導線を意識した記事執筆に役立つでしょう。
また、サイト運営をする中で
- Google Analytics
- Google Search Console
といった解析ツールの扱い方も学べます。このようなツールは、リライトやディレクション業務を請け負うにあたり活用を指示されることも珍しくありません。
書いた記事に対する読者の反応やGoogleの検索順位を追えるスキルも、仕事の幅を広げるなら身に付けておくべきでしょう。



さらにブログを運営は、仕事の受注につながるメリットも!
自分のブログは最初から最後まで手がけた記事のサンプルとしてポートフォリオになるので、営業手段の1つとしても効果的です。ブロガーとして生計を立てられる可能性だってありますし、最早挑戦しない理由はありません。
まとめ:スキルを積み上げてフリーランスWebライターを目指そう!
Webライターは未経験からでもフリーランスを目指しやすい職業ですが、立派に生計を立てていくためにはそれ相応のスキルが必要不可欠です。



収入を安定させ、夢のフリーランス生活を実現させるならまずはとにかく努力を積み上げてください。
この記事をまとめると、フリーランスWebライターに最低限必要なスキルは以下3つ。
- 文章術
- ニーズの読み取り力
- SEOの知識
そして、収入アップさせるコツは以下の4つ。
- 活動する市場を広げる
- 人脈を広げる
- Webマーケティングを学ぶ
- サイト運営経験を積み上げておく
もちろんこれ以外にもたくさんの知識&能力が欠かせませんし、日々ステップアップしていくのが大切です。
このブログではWebライターが生き残るためのノウハウも数多く紹介させていただきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね!
では、今回は以上です。