Webライターは一般的に稼げるイメージを持っていない方も多く、ネット上では「オワコン」といった声も度々みられます。しかしWebライティング業界に8年以上いる筆者から言わせてもらうと、Webライターは非常に将来性の高い仕事であり、可能性も無限大。たしかに稼げるようになるまでは大変ですが、実績を重ねてスキルを磨いていけば仕事をどんどん獲得していける世界です。
というわけでこの記事では、Webライターの将来性について深掘りしてご紹介。4年間のフリーWebライター生活を経て株式会社を設立し、現在は自社スクール・コミュニティにてWebライターを育成している筆者が、自身の見解も交えながら語っていきます!
- Webライターの将来性が低いと言われている理由
- Webライターに将来性があると言い切れる理由
- Webライターからステップアップして将来性を高められる仕事3選
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Webライターの将来性が低いと言われる理由3つ
そもそもなぜWebライターは将来性が低いと言われているのか。主な理由を3つ、筆者の見解とともに紹介していきます。
- クラウドソーシングで低単価の案件が目立つ
- Webライターが増加している
- AIに仕事が取られる可能性がある
1.クラウドソーシングで低単価の案件が目立つ
Webライターの将来性が低いと囁かれる理由の1つ目は、クラウドソーシングに低単価案件が多いこと。クラウドソーシングはWebライターの仕事を探すプラットフォームとして有名ですが、最近では最近では文字単価0.1円〜0.5円程度の低単価案件が目立ちます。文字単価0.1円で3,000文字書いた場合300円しか受け取れず、Webライターとして生活していこうと考えると現実的ではないですよね。このような現状から、Webライターは稼げない=将来性が低いと思われがちなようです。
とはいえクラウドソーシングは低単価な案件が表立っているだけで、高単価な仕事もたくさん存在します。というより正しくは「実力があればすぐに単価アップする案件が多い」ですね。利用者に初心者層が多い傾向にあることから、クライアント側も最初から高単価を提示しにくくなっているんです。実際は、クラウドソーシングのみで高単価案件を獲得し、生計を立てているWebライターも少なくありません。
さらにWebライターが案件を獲得する方法は他にもたくさんあります。X(旧:Twitter)やInstagram経由での依頼だったり、企業への直接応募だったり…。クライアントとの直接契約にも視野を広げれば、優良案件はわんさか溢れています。

クラウドソーシングで表に出ている案件だけを見て「Webライターって稼げなさそう」「将来性がなさそう」と判断されがちですが、それは間違いだと思いますね。
「低単価案件が多いからWebライターは稼げない」は、外から見ている人の勘違いだと認識しておいて問題ないでしょう。
2.Webライターが増加している
また、コロナ渦においてリモートワークが広く認知された影響もあり、Webライターの世界に新規参入する方が年々増加しているのも、将来性がないと言われる理由の一つ。たしかに近年Webライターの案件獲得競争が激しくなっていることは否めません。実際、単価の低い案件しか獲得できず低単価・高作業の仕事に疲弊しているWebライターも多いですからね。



しかしライバルが多いなんてのは、自身のスキルアップ・差別化によりいくらでも解消できる問題です。
基本的なライティング技術に加え、SEOの知識を身に付けたり、専門分野へ特化したり、戦う市場を変えたり…努力と戦略立てで「求められるWebライター」になれば怖いものはありません。よってライバルの増加も、Webライターの将来性が低くなる理由にはならないと言えるでしょう。
3.AIに仕事が取られる可能性がある
最近では、WebライターがAIに仕事が取られる可能性があるのでは?という懸念もあるようです。要は「文字を書くだけならAIに置き換えられるのではないか」ということですね。
とはいえ以下のような理由から、現状Webライターの仕事をAIで完結できるとは思えません。
- 最終的には人の手で修正する必要がある
- AIで完全に置き換えられるほどの技術はない(主観)
- AIで人間ほどの文章力を発揮するのは難しい
そもそもWebライティングは、読者の満足度を高めるライティングが求められるクリエイティブな仕事。AIには、ユーザー視点に立ち”人の感情に訴えかけるような文章”や”リアルな実体験を織り込んだ文章”は書けません。



また現状AIで質の高い記事作成をするには、高度なライティング技術を持った人材が必要、というのが私の所感です。
どちらかというとAIの出現により「AIを扱えるWebライター」という新しいポジションが求められる=Webライターの将来性はある意味さらに高まったとも考えられます。いずれにせよ、AIが発展しているからといって「いまさらスキルを身につけても意味ないかな?」と尻込む必要はないでしょう。
Webライターの将来性がある3つの理由
では次は、Webライターに将来性がある理由を3つ解説していきます!
- テキストコンテンツは無くならない
- ライティングスキルは応用が効く
- 挫折する人が多くチャンスは無限にある
1.テキストコンテンツは無くならない
動画や音声のブームが到来し「Webライターは需要が減る」と 考えている方がいますが、そもそもテキストコンテンツが無くなることはありません。日本広告費の推移グラフを見ると、インターネット広告費はテレビ広告費を上回っています。
つまりWeb上に掲載される広告が多い=Webライターの需要は高まっているんですね。今後もインターネット広告はどんどん拡大していくでしょう。
さらに、テキストコンテンツは情報を最短で調べる手段として最適です。
例えば「〇駅の近くにあるカフェが知りたい」「料理サイトのレシピを調べたい」「パソコンを買いたい」といった場面であなたはどの手段で調べますか?まずは、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使ってWeb記事をチェックするのではないでしょうか。動画も便利ですが、いつでもどこでもお手軽なのはやはりテキストなのです。



テキストがなくならない=Webライターの仕事はなくならないと言えます!
2.ライティングスキルは応用が効く
Webライターの仕事はメディアで文章を書くだけではありません。ライティングスキルを応用して、別の仕事につなげていくことも可能。具体的には、以下のような仕事があります。
- 動画の台本作成
- 著書のゴーストライティング
- 本の出版
- メルマガ執筆
- LP(ランディングページ)の執筆
- Webディレクター
- デザイン
ライティングを別の仕事に活かせるということは、Webライターのスキルがあればそれだけで選択肢が広がるということ。仕事の幅を広げて収入アップを狙うのもよし、また別の分野でキャリアアップを目指すのもよし。万が一「Webライター」が不要な時代が到来しても、知見を活かせば困ることはありません。



数あるクリエイター業のなかでも、これほど応用が効くのはWebライターぐらいじゃないですかね。
3.挫折する人が多くチャンスが無限にある
Webライターはパソコンとネット環境さえあれば初期費用なしで始められる仕事ですが、勉強や案件応募、執筆の繰り返しという地道な作業に挫折する方も少なくありません。未経験からWebライターに転身して生活していくには、会社員で働いていたとき以上の根気が必要だったりするんですよね。



でも逆に言えば、挫折する人が多い分、地道に努力した人が報われやすいということ!結果は自ずとついてきますし、チャンスはどこで巡ってくるか分かりません。
「ライティングスキル」や「実績」「クライアントとの信頼関係」を地道に積み上げられれば、それだけで強みとなり得ます。将来性の高いWebライターになりたいなら、まず継続を頑張ってみると良いですね。
「継続」が成果につながる理由はこちら


Webライターからステップアップして将来性を高められる仕事3選
Webライターがさらに将来性を高めるにあたり、大きな変化を得やすいのは仕事の幅を広げること。具体的な選択肢としては、こちら3つの職業が代表的です。
- Webディレクター・編集者
- Webライティング講師
- Webコンサルタント
上記の仕事について紹介してくので、向き不向きもあるので色んな側面を知ったうえで今後の仕事に活かしていきましょう。
1.Webディレクター・編集者
Webライターのステップアップとして最も一般的だと考えられるのは、Webディレクターや編集者になること。



わたしもWebライターの傍ら、Webディレクターとしてサイトのディレクションをしています!現在は、Webディレクターメインで活動しています。
Webディレクター・編集者の役割を簡単に説明すると以下の通り。
Webディレクター
スケジュール進行管理やサイト設計、コンテンツの品質管理などWebメディア全般を監修する仕事
編集者
ライターの書いた記事を校正・編集し公開できるクオリティに仕上げる仕事
Webディレクターと編集者は混同されることが多いですが、上記のように業務内容が異なリます。Webディレクターはコミュニケーションスキルやより詳しいSEOの知識が必要になるため、執筆が好きな方には不向きな場合もあるでしょう。
とはいえ、どちらもWebライター以上に高収入を目指せるお仕事でもあるので、将来性を考えて一度挑戦してみても良いかもしれません。
2.Webライティング講師
Webライターは、将来的にWebライティング講師を目指す道もあります!
ライティング講師は、自身のスキルを生かしてWebライター初心者・中級者にライティングスキルや案件の取り方などを教える仕事。執筆のお仕事とライティング講師を並列して行うことも可能です。



わたしもWebライター→Webディレクター→Webライティング講師といった流れで、活動の幅をどんどん広げてきました!
今まで自分が培ったスキルや経験を教えていきたいという方は、とてもやりがいのあるお仕事ではないでしょうか。
3.Webコンサルタント
Webライターの経験があれば、Webコンサルタントとして活動もできるでしょう。
Webコンサルタントとは、 Webサイトの課題発見や解決策の提案、戦略立案などを行って企業の売り上げを向上させるサポートをする仕事。Webライターとして活動していた方がいきなり現場で活躍することは難しいかもしれませんが、SEOの知見やライティング経験を生かして活動できる分野です。
特に、自身でブログ運営をしたことのあるライターやサイトのディレクションに携わったことのある方にとっては、目指しやすい職業かもしれませんね。ぜひこちらも検討してみてください!
Webライターの将来性は自分次第です
というわけで今回はWebライターの将来性についてお話しましたが、Webライターの将来性については様々な意見があると思います。



でもぶっちゃけ、Webライターに将来性があるかないかは自分次第。あなた自身が仕事にどう向き合っていくか、どんな働き方をしていくかにより結果が大きく変わります。
これはWebライターに限らず、どんな仕事でも言えることではないでしょうか。
本気でWebライターに取り組むなら常に試行錯誤を繰り返し、将来性の高い働き方をして末長く活躍できる人材を目指していきましょう。