Webライターとして活動していくにあたり、最もネックとなり得るのが案件獲得。
そもそも、Webライターが仕事を受注する基本的な方法は「営業」です。もちろん有名になったり人脈を増やしたりしていくと、いずれ勝手に仕事が舞い込んでくるような状態も夢ではありません。とはいえ最初はやはり営業するしか手段はないと言えるでしょう。
営業のコツについては色々ありますが、Webライターとして活動するならまずは「どんな案件獲得方法があるのか」を把握しておく必要があります。以降で案件獲得方法一覧を確認し、営業に使える各プラットフォームへの登録を済ませておいてください!
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Webライターの案件獲得方法8つ
まず、Webライターの案件獲得方法は主に8つあります。
- クラウドソーシングを活用する
- SNSを活用する
- 求人サイトを活用する
- ライティングチームに所属する
- 販売系サイトを活用する
- コミュニティを活用する
- メディアへ直接営業する
- オフライン営業する
それぞれの特徴についてサクッと確認しておきましょう。
1.クラウドソーシングを活用する
Webライターの案件獲得方法として最もベーシックなのが、クラウドソーシングの活用です。
Crowd(群衆)とSourcing(業務委託)を組み合わせた造語。ネット上で「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」を繋ぐサービスのことを指す。
代表的なサービスは「クラウドワークス」と「 ランサーズ」の2社なのですが、直接顔を合わせることなく全国のクライアントと手軽に繋がれるのが魅力。初心者でも比較的案件獲得しやすく、「クラウドソーシングでの初案件獲得・実績の積み上げ」はWebライターデビューの王道ルートだと言えます。
2.SNSを活用する
そして、Webライターの案件はSNSで獲得する方法も。
SNSといっても色々ありますが、中でも使いやすいのはX(旧Twitter)。検索窓に「#ライター募集」と入力すれば、多くの案件募集ツイートがヒットします。そのような募集ツイートに対して応募し、仕事を獲得する流れがベーシックでしょう。
また、WebライターとしてしっかりTwitterを運用していれば、クライアント側からスカウトがくる可能性もあります!
3.求人サイトを活用する
最近では、求人サイトでもWebライターの案件を探せるようになりました。特に熱い傾向にあるのは、indeedですかね。
他に、タウンワークやバイトルなど主流サイトでも募集があることは珍しくありません。求められるスキルは比較的高い傾向にあるものの、求人サイトには好条件案件もたくさん揃っています!
4.ライティングチームに所属する
Webライターとしてある程度レベルアップした人に対して個人的にめちゃくちゃおすすめできるのが、ライティングチームへの所属です。
個人ディレクターや私が運営しているようなチームですね。大手だと、沖ケイタさん(@namakemono0309)が運営する「沖プロ」などがあります!
ライティングチームに所属するメリットとしては、自分が新規営業することなく安定して案件をもらえる可能性が高いこと。ディレクターとの信頼関係さえ構築すれば、長期的な安定が望めます。クライアントの窓口は一本でありながら、色々な案件に着手できるのも魅力でしょう。
ディレクターさんが丁寧にフィードバックしてくれるケースが多いので、さらなるスキルアップも目指せます!
5.販売系サイトを活用する
また、最近取り入れるWebライターが増えている案件獲得方法といえば、販売系サイトの活用。「ココナラ」をや「メルカリ」を使うのが主流であり、自分の提供できるサービスを商品にして販売します。
こういった「スキル出品サービス」の需要と認知度は、近年高まる一方。登録と出品さえ済ましておけば待っているだけで仕事を得られるかもですし、受注したい仕事内容も条件も予め全て自分で決められます。ただし金額を高く設定すると売れにくい傾向にあり、競争率も高いので、メインで活動していくのは難しいかもしれません。
依頼がきたらラッキーぐらいで使うならアリですね。
6.コミュニティを活用する
こちらも案外おすすめできるんですけども、Webライターの案件獲得はコミュニティを活用する手もあります。
コミュニティというのは、オンラインサロンや有料講座、Facebookのグループなど。とにかく人が集まっているところです。これらは本来交流や情報交換、学びの提供を目的としていますが、ライター・ブロガー・フリーランスなどが集まっているコミュニティであれば、ライティングの案件が募集されることも珍しくありません。
人脈を作れるので、交流を深めておくと何かあったときに声をかけてもらえる可能性も。
私も、担当講座や加入しているサロンでライターさんを募集・スカウトすることがあります!
案件獲得だけを目的にコミュニティへ入るのはおすすめしませんが、人脈を広げつつ今後飛躍するきっかけを作る意味では非常に価値が高いと言えるでしょう。
7.メディアへ直接営業する
なお、Webライターの案件は募集に対して応募するだけでなく、書きたいと思うメディアに飛び込み営業する方法もあります。
これはわりと上級者向けなのかなと思いますが、問い合わせページからメッセージを送ったり、電話したりして自分を売り込むイメージですね。サイトを一通りチェックしてみると、意外な場所に「ライター募集ページ」が設けられていることもあります。
場合によっては履歴書や職務経歴書の提出が必要だったり、来社面接を求められたりしますが、条件とタイミングさえ合えば採用される可能性は大いにあるでしょう。
8.オフライン営業する
Webライターの案件は、オフラインでも意外と見つかります。
例えば、知り合いの会社に声をかけてみたり、気になる会社に営業訪問してみたり。オフラインイベントなどでインフルエンサーなどにアタックするのもありです。
また、特に営業しなくとも、「Webライターをしている」と言って回るだけでオファーがくることも。
実際に私も、通っている美容サロンや整体医院、まさかのご近所さんから依頼を受けた経験があります!
オフライン営業はハードルが高いと思われがちですが、ネット上に比べ「あなたがどんな人なのか」をしっかり理解してもらえるため意外と成功率は高いです。コミュ力の高い方は、いずれぜひ挑戦してみてください。
Webライターの案件獲得にはまずクラウドソーシングの登録が必須!
さて、色々な案件獲得方法があったものの、初心者Webライターの場合はまずクラウドソーシングでの案件獲得を目指すべきです。
理由としては、クラウドソーシングほど初心者でも仕事を受けやすい案件受注方法は他にないから。というかむしろ、初心者にとって最初はクラウドソーシングしか選択肢がないといっても過言ではありません。サービスが仲介を挟んでくれる分トラブルも少ないですし、チャットのやり取りだけで完結するので、経験のない初心者が安心して仕事を受ける意味でも外せないサービスなんですね。
今後どのように働いていくにしても、最初の1案件を獲得するハードルの低さはクラウドソーシングが断トツです。これからWebライターを始めるという方は、例外なく必ず登録してください。
ぶっちゃけ、月収10万円の達成ぐらいであればクラウドソーシングのみでも十分可能です。
私がおすすめするルートとしては、まずクラウドソーシングで5〜10万円を目指す→徐々に他の営業方法を組み合わせて直接契約を獲得して収入アップを図るといった感じですね。
代表的なサービスは以下の2社なので、事前準備として登録を済ませておきましょう。
詳しい登録方法や活用方法は以下の記事で解説しているので、使い方もなんとなく掴んでおいてください↓
Webライターは早いうちにX(旧Twitter)アカウントも開設しておくと良い
さらにもう一つ。Webライターとして仕事を取る、というか活動を始める準備として、X(旧Twitter)アカウントも開設しておくと良いです。
私の場合、X(旧Twitter)にかなりお世話になりました。現在持っている案件のほとんどはTwitter経由でのオファー。さらにいちライターからディレクター、講師業まで仕事の幅が広がったのも、Twitterでの出会いがきっかけです。
ただ、現時点でXのアカウントを持っておくべき理由は案件獲得につなげるためだけじゃありません。
それ以前に、XはWebライター業界の情報収集をするのにめちゃくちゃ役立つんです。初心者からベテランまでTwitterにはたくさんのWebライターが存在しますが、有益な情報を発信している人も少なくありません。仕事に役立つノウハウを無料でゲットできますし、業界のリアルな最新情報もいち早くキャッチできるんですよ。
現に私も、X(旧Twitter)でWebライターに関連する情報をしょっちゅう投稿しています。こんな感じで発注者側の意見も投稿してますが、Xでないと中々入手できない情報じゃないですかね↓
正直『良いライターさん』って本当に少ないんですよ。黙ってるだけで、ディレクター陣は常に探してる。ライターが溢れてて勝負は難しい?いや、スキル高めればまじで怖いもんナシです。とはいえやるべきことは『同じことを言わせない』『意図の汲み取り』だけでOK。これが中々できないのでね…
— あずさ|文章で人生激変🤱 (@azs048xx) March 14, 2022
もちろん私以外にも、色々な人が色々な立場で投稿していて、Xはまさに情報の宝庫。Xだけでも、めちゃくちゃ勉強できるはずです。ライター仲間の中村さん(@freelance_naka)も、こんな有益情報を毎日のように呟いてます↓
自分の書いた文章を別の角度から見てみよう。
— 中村 昌弘 | Webライター & 編集者 (@freelance_naka) February 12, 2022
①PCではなくスマホ
②GドキュではなくWord
③PCではなく紙
あら不思議。ライター視点から編集者視点になるため、また違った角度から文章を見られる。
これちょっと面倒ですが、めちゃくちゃおすすめ。特に①は手軽なので、ぜひやってみてください😌
そして何より、Webライターは孤独な職業なので、同じ志を持つ仲間がたくさん揃うXは心の支えになります。積極的に仲間を作って交流していけば、モチベーションアップにもつながるでしょう。
仕事の幅を広げるためでも、勉強するためでも、楽しみながらWebライター業に取り組むためでも良し。いずれにせよ、Xのアカウントもぜひ早めに作っておいてください!
Xでの詳しい案件獲得方法はこちら
まとめ:Webライターの案件獲得方法はたくさん存在する!
以上、Webライターの案件獲得方法についてお伝えしました。
- Webライターの案件獲得方法は主に8つ
- まずはクラウドソーシングから始めるのが鉄板
- X(旧Twitter)の利用も必須
実際に仕事をいただくためには具体的な「営業術」についても学んでおく必要がありますが、ひとまずは各種案件獲得方法の特徴を理解していただけたのではないでしょうか。
繰り返しますが、初期段階においてクラウドソーシングとX(旧Twitter)の利用はもはや必須です。いずれも早めに登録を済ませ、案件獲得に備えておいてくださいね!