参入のハードルが低く、初めての副業・在宅ワークにも最適なWebライター。頑張れば頑張るほど高収入を狙えるので、将来的にフリーランスとして活動する、はたまた法人化を目指すなんてのも全く夢じゃありません。
現に筆者は完全未経験でWebライティングの世界に飛び込み、独立3年目で毎月100万円以上の報酬を得られるようになりました。現在は法人化し、経営者として活動しています。
とはいえ、そもそもWebライターとはどんな仕事なのか。
本記事では仕事内容や報酬について、Webライターの基礎知識をお伝えしていきます!
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Webライターとはインターネット上で文章を書く仕事!
早速ですが、Webライターとはインターネット上で文章を書く職業のこと。
一般的に「ライター」と呼ばれている人たちは、新聞や雑誌など紙媒体のメディアで文章を書くのが主流。対してWebライターは、インターネット上のメディアで文章を書く「Webライティング」を担います。
今私はネット上に掲載するこの記事を執筆していますが、これがまさにWebライティング!
大前提として、インターネットコンテンツの大半はテキストで構成されています。あなたも普段からよく目にしているであろう、Googleで検索したときにヒットした記事、ネット通販、ニュース、広告など。そこには、必ずと言っていいほど「文章」がありますよね。ですが、それらはもちろん勝手に生成されるわけじゃありません。誰かの手によって執筆されています。
その「書き手」を担い、書いた記事に対して報酬をもらう。これが、Webライターです。
好きな文章を書くわけじゃない
ただ、Webライターは自分が好きな内容・好きな書き方でコンテンツを作るのではありません。発注者の指示に従い、クライアントおよび読者に満足してもらえる記事に仕上げる必要があります。
記事の内容は多岐に渡りますが、大体こんな感じで依頼されることが多いですね。
- ◯◯について書いてほしい
- ◯◯のキーワードで書いてほしい
テーマだけではなく「3,000文字で書いてください」「こんな雰囲気で書いてください」といった細かなルールも指定され、それらを守るのも大前提。加えて、読者が求めている情報を読者に合った伝え方で書かないといけません。
好きな文章ではなく、クライアントの意図を反映しつつ読者のためになる記事を書く必要があるんです。
また案件によっては、記事をネット上に公開するシステムであるWordPressへの入稿や画像選定、画像制作など、執筆に加えて他の作業を依頼されることも。よって、Webライターには文章スキルの他に、リサーチ力、ニーズの読み取り力、基礎的なITスキルなどあらゆる能力が求められます!
ブロガーとどう違う?
ちなみに、Webライターとよく混同されがちな職業に「ブロガー」があります。しかし、インターネット上で文章を書いてお金を稼ぐという意味では変わりないものの、両者は全くの別物です。
そもそもブロガーは、主に広告収入で稼ぐ職業。ブログで記事を書いて人を集め、サイトに貼り付けた広告がクリックされたり、その広告を経由して商品が購入されたりしたときに報酬が発生します。つまり記事を書いた時点では一切お金が発生しないうえ、読者がアクションを起こしてくれない限り1円も稼げません。
一方Webライターは、執筆した記事に対して報酬を受け取ります。記事が完成し、クライアントへの納品が完了した時点で報酬を得られるので、ブロガーに比べ即金性が高く収入見込みも立てやすいと言えるでしょう。
どちらが稼げるのか?については一概に言えませんが、兎にも角にもWebライターとブロガーはお金を稼ぐ仕組みが異なります。他に、クライアントがいるのか、いないのかも違いの一つ。似たり寄ったりな職業だと思われがちですが、両者の働き方は全然違うのでしっかり理解しておいてくださいね。
Webライターが請け負う仕事の種類
なおインターネット上で文章を書くといっても、Webライターが請け負う案件の種類は多岐に渡ります。
Webライティングの種類ってめちゃくちゃ多いんですが、中でも代表的なのはこちらの5つ。
- SEOライティング
- 取材ライティング
- セールスライティング
- コラムライティング
- シナリオライティング
種類によって求められるスキルも執筆する媒体も異なるので、それぞれの特徴についてざっとチェックしておきましょう。
1.SEOライティング
まず、SEOライティングとはSEOを考慮したライティングのこと。SEOは日本語に訳すと「検索エンジン最適化」なのですが、WebサイトをGoogleなどの検索エンジンで上位表示させるための施策を指しています。簡単に言うと、ある特定の語句で検索された場合に、検索結果画面でトップに表示できるように記事を書く手法がSEOライティングです。
あなたも普段からGoogle検索は活用していると思いますが、検索結果にはたくさんの記事が並んでいますよね。でも、あの並び順は適当に決まってるんじゃありません。Googleが高く評価した順に並んでいるんです。つまりSEOライティングは、Googleに「良いコンテンツだ」と認められるような記事を書くこと。現段階では、この程度で覚えておいてください。
「Webライティング=SEOライティング」と言ってもいいほど案件数が多い分野なので、これからWebライターを目指すなら真っ先に習得を目指しましょう。
2.取材ライティング
次に取材ライティングは、取材をもとに記事を書く手法のこと。
何かの専門家や特定の経験をした方などから有益な情報を引き出して、その内容を記事にするのが一般的です。他に、お店や施設に出向いてレポートのような記事を書く場合も、この取材ライティングに分類されるでしょう。
取材形式としては、直接お会いしたり、電話やzoomでお話ししたり様々。企画から全て自分で行うこともあれば、取材自体は他者が行ってそのデータをもとに記事を書くこともあります。
基礎的なライティングスキルの他に、充実したコンテンツに仕上げるだけの情報を相手から引き出すコミュニケーション能力、企画力なども必要です!
3.セールスライティング
そしてセールスライティングとは、商品やサービスの販売を目的に文書を書く手法のこと。
媒体はLPやメルマガ(最近ならLINEも)などが主流ですが、ネット通販の商品説明文だったり、広告の文章だったり、アフィリエイトサイトの記事だったりもセールスライティングを使います。
購買へ導くためのあらゆるテクニックを学ぶ必要があり、幅広い知見も要すので難易度としてはややお高め。ただ、その分比較的単価は高い傾向にあります。特に商品の宣伝や販売に特化しているLPのライティングは、1本あたり10万円、20万円で請け負える案件もザラ。セールスライティングに特化した「セールスライター」と名乗れるまでになると、一般的なWebライターよりも高収入を目指せるでしょう。
一般的なWebライターにもある程度は求められるスキルなので、基礎的なライティングに慣れてきたらぜひこちらも学びを深めていってほしいですね!
4.コラムライティング
コラムライティングとは、テーマに対して根拠を明確にしつつ個人的な意見や分析も含めて記事を書く手法のこと。
何それ?どういう意味?って感じだと思いますが、要は根拠をもとに自分なりの見解を主張する文章であれば、それはコラムライティング。ただ、エッセイやブログのように個人の体験や主観、感想だけを書くのではありません。正しい情報や根拠をもとに、自分の意見を論理的に述べていきます。イメージとしては「個人的な意見が多いけど、しっかり根拠に基づいている記事」ですね。
当サイトでいうとこの記事がコラムに近いので、違いを見比べたい方はぜひ目を通してみてください↓
5.シナリオライティング
最後にシナリオライティングとは、要は台本制作のこと。通常のWebライティングのように公開される記事を書くのではなく、コンテンツの台本として使う非公開の原稿を作ります。
シナリオライティングといっても、ゲームや広告動画のシナリオだったり、テレビ番組、教材の台本だったり種類は様々。中でも最近需要が高まってきていて狙い目なのは、YouTube動画の台本制作でしょう。
YouTubeで情報発信されている方は、全員がぶっつけ本番で喋っているわけじゃありません。撮影前に台本を用意して、それを見ながらお話ししているケースが多いです。とはいえ、たくさんの動画を更新していく中で台本制作から撮影、動画編集まで全て自分でやるのは大変。だからこそ、台本制作をライターへ外注するYouTuberが増えてきているんですね。
シナリオライターにはストーリーを適切に展開する構成力やクライアントの意図を正確に伝えるスキルが求められますが、普段から動画コンテンツなどをよく視聴している方は比較的入り込みやすい分野かもしれません。
Webライターの報酬形態とは
さて、Webライターの仕事内容をなんとなく掴んでいただいたところで、大事な報酬形態についても知識を身に付けておきましょう。
Webライターの報酬形態は案件により異なりますが、ベーシックなのはこちらの2パターン。
- 文字単価
- 記事単価
まず文字単価は、「1文字◯円」と1文字あたりで金額が設定される報酬形態のこと。例えば1文字1円の案件で合計3,500文字の記事を書いた場合、「1円×3,500文字」であなたは3,500円の報酬を受け取れます。
そして記事単価は、「1記事◯円」と1記事あたりで金額が設定される報酬形態のこと。1記事3,000円の案件ならそのまま3,000円があなたの報酬となります。「記事単価×執筆本数」で最終的な報酬が決まるので、1記事3,000円で2本書けばあなたの報酬は6,000円、5本書けば15,000円に。
文字数によって1記事あたりの報酬が変動する文字単価に対し、記事単価は何文字であろうと固定報酬なのが特徴です。
ただ、いずれも大体の文字数を指定されるケースがほとんど。「2,000文字前後でお願いします」「2,500〜3,000文字でお願いします」といった感じですね。つまり文字単価も記事単価も大差はありません。報酬の計算方法が違うことだけ把握しておけばOKです!
まとめ:Webライターとはインターネットで記事を書く仕事!
というわけで今回は、Webライターの仕事について基礎知識をお伝えしました。
- Webライターはインターネット上で記事を書く仕事
- Webライティングには種類がある
- 主な報酬形態は文字単価と記事単価
仕事の種類も多くなんだか難しく感じたかもしれませんが、Webライターの本質は「文章で情報を伝えること」です。ライティングは、ビジネスの根幹となるスキル。身に付ければどんな仕事にでも活きるほか、Webライターの働き方自体にもたくさんのメリットがあります。
もちろん誰でも容易に稼げるわけではありませんが、Webライターを始めること自体はとても簡単。気になる方は、とりあえず始めてみることをおすすめします!
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