Webライターは年齢を問われません。でも…何歳まで働けるかはまた別問題!?

近年さらに人気の高まっている職業であるWebライター。他のWeb系ワークに比べ参入のハードルが低いため、副業の第一候補として考えている方は多いんじゃないでしょうか。

ただ、そこで気になるのが年齢です。「私、もう40代だけど今から始めても大丈夫?」という人もいれば、逆に「まだ10代だけど仕事もらえるのかな?」といった不安を抱える人もいるでしょう。

しかし結論から言って、Webライターの仕事に年齢は関係ないです。

どうしてそんなことが言えるのか、そして年齢で判断されないためにはどうすればいいのか。本記事では、Webライターと年齢の関係について深掘りしていきます!

この記事で分かること
  • Webライターが年齢不問なワケ
  • 年齢で判断されない働き方のポイント
  • 仕事にいずれ限界がくる可能性はある話

様々な年齢のWebライターさんとお仕事をする筆者が詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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結論:Webライターの仕事に年齢は関係ありません

さて、冒頭でお伝えしたとおりWebライターの仕事は基本的に年齢不問です。

案件によっては「20歳以上」「40歳まで」「30代のみ」といった感じで年齢制限が設けられていることもありますが、数としてはそこまで多くありません。そもそも、案件受注の際に年齢を聞かれることすらほとんどないでしょう。

西田あずさ

私も実際、採用時にあえて年齢を聞いたことはないですね。

これからWebライターを始める人であれば最初はなどのクラウドソーシングで案件を受注していきますが、それらは年齢を非公開にできるようになっています。ということは、年齢を公開しなくても仕事は十分受けられること。イコール、Webライターは何歳でも活躍できるということです。

Webライターの平均年齢はどのくらい?

とはいえ、実際活動しているWebライターさんの年齢はいくつぐらいの方が多いのか、気になりますよね。

Webライターの平均年齢に関しては信憑性の高いデータが見つからなかったので、X(旧Twitter)でアンケートを取ってみました。128名の方が回答してくれた結果は以下の通りです。

https://twitter.com/azs048xx/status/1498985885731536902?s=20&t=eM3qmcefYdl_Q73Th1dpbQ

この通り、最も多かったのは30〜40代の方。ですが、20〜30代の方も同じぐらいいらっしゃるようで、40代までのWebライターさんが全体の8割以上を占めていることが分かります。そして、少数派ではあるものの、40〜50代及びそれ以上のWebライターさんもいらっしゃるようでした。

西田あずさ

ちなみにうちのチームに所属するライターさんは20代前半〜40代までと幅広いです。講師を務めるライティング講座の生徒さんも同じく年齢層は幅広いですが、強いて言うなら30代前後が多い肌感でしょうか。

業界全体の平均年齢を算出するのは難しいものの、SNSだけでも中学生ライターから60代で活動されている方まで様々な世代のWebライターが存在します。この事実からも、本当に年齢関係なく活躍できる仕事だということが分かりますね!

Webライターは「年齢」ではなく「実力」勝負の仕事

ではなぜWebライターが年齢関係なく活躍できるのかというと、Webライティングは実力勝負の仕事だからです。

世の中には色々な仕事がありますが、いくら実力があっても年齢を重ねると厳しくなってくる職業は少なくありません。例えば保育士さんや看護師さん。国家資格が必要で経験や実力ももちろん問われますが、体力勝負な職業でもあります。年齢を重ねて体力がなくなってくると、現役で活躍し続けるのは難しくなるでしょう。

そもそも、どんな仕事であっても「年齢を重ねているから」というだけで、採用の場で不利になるのは珍しくないですよね…。逆に、職業によっては若さがマイナスになることも。

いずれにせよ、年齢を一つの判断基準にされるケースは多いんじゃないでしょうか。

一方、Webライターの仕事は記事を書くことであり、そのために重要なのは年齢より実力です。クライアントが求めている記事を書けるなら、年齢も経験値も関係ありません。極端ですが、クライアントからすると満足いく記事を納期までに提出してくれるならそれでOKなんです。

西田あずさ

大事なのは、良いものを作れるか、作れないか。基本的にはそういう世界だと思っておいてください!

年齢がネックになることも無きにしも非ず…!?

ただ、いくらWebライターが年齢不問の職業だとはいえ、「仕事に絶対影響しない」とは言い切れません。

というのも、やはりお客様によっては年齢で判断する方もいらっしゃるからです。例えば「年配の方は吸収率が高くなさそう」「若い人は人生経験が少ないから深い記事を書けなさそう」といった感じですね。良い仕事ができるのか、できないのかを年齢で判断されるイメージです。

うちのチームには当初大学生だったライターさんも所属していますが、その方の場合は以前「社会経験がないからという理由で採用されにくい」とおっしゃっていました。

西田あずさ

オフラインの世界と同じで、こればかりは正直仕方ないです…。

少数派ではあるものの、年齢を気にするクライアントは一定数存在する。Webライターの世界に飛び込むなら、この事実も覚えておきましょう。

Webライターが年齢で判断されないためには?

なお、もしもWebライターとして活動する中で年齢がネックになってしまった場合は、潔く諦めて他の案件を探せば良いだけです。年齢で判断するクライアントは一定数存在するもののおそらく少数派であり、世代関係なく受注できる仕事は他にいくらでもありますからね。

とはいえスムーズに仕事を進めるなら、年齢で判断されるのはなるべく避けたいところ。そのためにはどうすれば良いのか、3つのポイントをお伝えしていきます!

年齢で判断されないポイント
  1. 最低限のマナーを守る
  2. あなたならではの強みを持つ
  3. とにかく実績を重ねる

1.最低限のマナーを守る

まず、当たり前ですが最低限のマナーは守りましょう。年齢がいくつであれ、ビジネスマナーがなっていなければ一気に低評価です。

西田あずさ

相手がもしも年齢を気にしているなら、マナーが悪いと「ああ、やっぱりか」なんて思われかねません…。

ちなみに、一言でビジネスマナーといってもカバーすべき範囲はめちゃくちゃ幅広いですが、中でもWebライターに求められるのは主に以下のようなものが挙げられます。

  • 納期を守る
  • 案件のルールをすぐに覚えて実践する
  • 案件に関する情報を外部に漏洩しない
  • 報告・連絡・相談の徹底
  • 連絡はすぐに対応する
  • 必要以上に質問しない
  • 連絡する時間帯に注意する
  • 円滑で丁寧なコミュニケーション

他に、「Webライターとしてのスキルアップを図り常に成長し続ける」「クライアントへ利益をもたらせるよう努力する」なども、ビジネスマナーの一つだと言えるでしょう。

在宅で働いたりお客様と対面することなく仕事を受注できたりするとはいえ、Webライターは立派なビジネスです。社会人及びプロとしての自覚を持ち、恥ずかしい行動を取らないよう注意してください。

2.あなたならではの強みを持つ

そして、Webライターが年齢関係なく活躍するためには「自分の強み」を持つことも大事です。

強みというのは、画像も制作できる・ハイクオリティな文章を書けるといった技術面もですが、「特定のジャンルを専門としている」「こういった経験が豊富」「専門資格を持っている」など、他のライターが簡単に得られないものなら尚よし。

年齢を気にしている人はおそらく「歳を重ねているから不安」といったパターンが多いでしょうが、これは強みを持つという意味では若い方より有利になり得るんじゃないでしょうか。人生経験が豊富な分、これまでに培ってきたものがきっとたくさんありますからね。

西田あずさ

誰にも負けない「強み」があれば、それこそ年齢関係なく重宝される存在になれるはずです!

3.とにかく実績を重ねる

繰り返しますが、Webライターは実力勝負の仕事です。

実力は徐々に伸ばし、そして示していく必要があるものの、まず大事なのは実績を積み重ねること。実績は、Webライターとしての実力を示す一つの要素となり得ます。

また大前提として、依頼者側の立場からいうと実績のない人に仕事をお願いするのはとても不安。

西田あずさ

年齢がどうこうの前に、今までどんな仕事をしてきたのか、どんな実績があるのかが一番気になるポイントなんですね。

Webライターとして飛躍していきたいのであれば、兎にも角にもまずは実績を積み重ね、信用を得られるよう努力していきましょう。

Webライターが年齢不問だとはいえ限界がくる可能性はある

なお、最後にお伝えしたいのがWebライターは年齢不問で働けるものの、歳を重ねるごとに体力的な限界を感じる可能性はあります。

楽な仕事だと思われがちなWebライター。本格的に働き始めると1日6時間や7時間、デスクで過ごすこともザラです。長時間のデスクワークは、思ったより体力的・精神的に負担がかかりかねません。

また、これはデスクワークを長く続ける知人から聞いた話ですが…視力が低下したり老眼が入ってきたりすると、パソコンの文字がかなり見にくくなってしまい、仕事にならないこともあるのだとか。腰痛が酷くなり辞めてしまった友人(30代)もいました。

要は案件をもらえるか・もらえないか以前の問題で、Webライターの仕事を続けることに限界がくる可能性もあるということです。まあこれはどんな仕事でも同じですね。

余談となってしまいましたが、いずれにせよいざ始めてみるとWebライターは思ったよりハードワークです。Webライターとして長く働いていきたいのであれば、身体のケアも怠らないようにしていきましょう。

まとめ:Webライターは年齢を気にしなくてOK!

以上、Webライターは年齢が大きく影響する仕事ではありません。むしろ、何歳からでも始められ、何歳でも活躍できる可能性のある非常に魅力的な仕事だと言えるでしょう。

西田あずさ

あなたが今何歳であろうと、年齢を気にして挑戦しないのは非常に勿体無いと思いますね。

「年齢がネックになるかも…」とお悩みなのであれば、とりあえず始めてみてください。努力を怠らず実力を積み重ね、あなたが活躍できる場所を探していきましょう!

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この記事を書いた人

関西在住フリーランス・シングルマザー。産後4年間の病棟介護士を経て、独学でWebライティングを開始。現在は、Webライター兼Webディレクター、編集者として複数メディアで活動しつつ、ライティング講師を務める。身軽に・自由に暮らすがモットー。

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