Webライターの「ここがきつい」を214名に聞きました【回避策つき】

好きな時間に好きな場所で働けて、自由なライフスタイルを実現できる。特別なスキルが不要で、誰でも挑戦できる。世間的にはこんな印象が強いWebライター。

でもいざ始めてみると…

仕事きつい!もうやめたい!稼げるようになる気がしない!

こう感じている人は多いはずです。というのも、Webライターは未経験から始められるとはいえ技術職。「経験を積み上げてナンボ」「スキルを高めてナンボ」な仕事ですから、最初はきつくて当然っちゃ当然です。想像とは違う難易度の高さに撃沈している人もいるでしょう。

ですが、きついと感じても辛抱強く継続しない限り飛躍できるWebライターにはなれません。キラキラ輝いている売れっ子ライターたちも、ほぼ例外なくきつい時期を乗り越えています。

西田あずさ

Webライターとして毎月コンスタントに100万円以上稼ぎ、今では依頼・育成する側に回っている筆者も、最初の2年間は困難の連続でした。

そこでこの記事では、Webライターの仕事できついと感じるのはどんなときなのか、そしてそれらを乗り越える方法を解説していきます!しんどさを回避するヒントを得たい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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正直、Webライターの仕事はきつい…

冒頭でお伝えした通り、特に初心者のうちだと、Webライターの仕事がきついのは当然といえば当然です。

どんな仕事でもそうですが、まず第一に覚えることが多くて苦労するでしょうし、誰でも挑戦できるとはいえ立派に稼ぐためには一定のスキルが必要。お客様がいてこそ成り立つビジネスですから、顧客の対応面で困惑することもあるでしょう。

西田あずさ

そもそも「執筆」という作業自体が、想像よりもしんどいと感じる人は多いです。私もそうでしたから。

実施にTwitterで現役ライターたちにアンケートをとったところ、仕事がきついと感じたことがある人は全体の約8割。正直なところ、予想通りでした。

大前提として、Webライターに限らず個人で稼ぐ力を身に付けるのは簡単じゃありません。でも、「家で働けるとか最高!大きく稼いでいる人もたくさんいるし、私もやってみよう!」みたいな感じで安易に飛び込み、現実とのギャップに苦しんで結局辞めてしまう。実際はこんなケースが多発しています。

Webライターの仕事に挑戦するのであれば、ある程度の覚悟が必要。有名ライターのようなキラキラした未来を得るまでには、きつい時期を乗り越える必要があると理解しておくのが大事です。

西田あずさ

独立2年目でWebライターとして月収100万円以上の収入を得られるようになった私も、最初のうちはかなりきつかったですね。この仕事で本当に食べていけるんか!?生活できてるライターさんたち神様なの!?ってな感じでした(笑)

Webライターがきついと感じる理由とその対処法

では実際にWebライターがきついと感じるのはどんなときなのか、現役ライターさんから聞いた話や私の体験を元にお伝えしていきましょう。対処法もあわせて紹介していきます!

  1. そもそも案件が取れない
  2. 仕事が不安定
  3. スムーズに文章が書けない
  4. 納期と急病・急用が重なるとカオス
  5. 地雷案件にあたることがある
  6. 身体的に負担がかかる
  7. 成功者の発信を見て凹む

①そもそも案件を獲得できない

多くのWebライターが一度は経験している困難といえば、そもそも案件をとれないこと。

筆者が講師を務めるライター講座でも「応募を重ねてもなかなか採用してもらえない」「テストライティングまでいっても本採用してもらえない」と悩む生徒さんはめちゃくちゃ多いです。というより、初心者のほとんどはまずこの壁にぶち当たる印象ですね…。

ただ、案件を獲得できない人の大半は、提案文(応募時に送るメッセージ)を適切に書けていません。

西田あずさ

50名以上のライターを採用してきた私の感覚だと、採用有無の決定打となるのは間違いなく提案文。ポートフォリオも一つの材料ですが、そもそも提案文が魅力的でなければ実績を確認するまでにも至らないんです。

たとえ素晴らしい実績やスキル・知識を持っていても、自分を上手く売り込む提案ができないとお仕事はいただけません。どれだけたくさんの案件に応募しても、不採用を繰り返す羽目になるでしょう。一方で発注者の目線に立った適切な提案文を送れば、初心者だろうと、少々実績・スキル不足であろうと、採用される可能性は跳ね上がります!

仕事がとれないと困ったときは、まず営業面でのスキルアップを図ってください。

営業の場を変えるのもおすすめです

②仕事が不安定

次に仕事の不安定さも、多くのWebライターがきついと感じている問題です。

フリーランスはやればやるだけ・スキルアップすればするほど高収入を狙える反面、安定性という意味では会社員に劣る働き方です。やり方によってはある程度の安定を手に入れられますが、仕事量や収入が変動しやすいうえ、いつ仕事がなくなるかという不安とは常に隣り合わせでしょう。

しかもこういった不安は、いくら売れっ子になろうと完全には拭い切れません。クライアントの事業倒産により大型案件がなくなる、みたいなこともありますしね…。ですが仕事の不安定さを少しでも回避するためには、リスクヘッジが大切。

とるべきリスクヘッジ
  • 複数クライアントと契約する
  • 他に収入の柱を作っておく
  • いつでも営業できる体制を整えておく

そして何より大事なのは、重宝される人材になることです。ライティングスキルはもちろん提案力やコミュニケーション力なども磨きつつ、常にクライアントファーストで動いて「手放したくない」「この人がいないと困る」と思ってもらえるような状態を目指しましょう。そういったWebライターなら、万が一仕事がなくなってもすぐに新しい案件が舞い込んでくるはずです。

西田あずさ

他に、ライターチームへ加入したり、売れっ子ディレクターの下についたりするのも、仕事を安定させる一つの方法ですね。

③スムーズに文章が書けない

ライティングは、とてもクリエイティブな作業。常に新しい文章を生み出す必要があり、脳をフル回転させないといけません。Webライターはそんな執筆作業を繰り返す仕事ですが「上手く書けない…」「スラスラ書けない…」みたいな状況に陥るとまさにカオス。何時間もパソコンと睨めっこして、精神的にも身体的にもきつくなってしまいます。

書けない限り仕事が進みませんから、キャパも広げられずそれ以上案件を受けられない=稼げません。

ただ、書けない・執筆が遅いといった問題の根本的原因は、単なるスキル不足だけではないです。

西田あずさ

どういった理由で進まないのかにもよりますが、特に「書きたいのに書けない」みたいなケースはまず執筆前の「情報整理」が甘いのではないかと!

例えば、大まかな構成だけ組んで頭の中をいきなり文章に起こそうとしていないでしょうか?それだと書けないのは当然です。リサーチの段階で「記事に盛り込む内容」や「言いたいこと」をきちんと整理・見える化しておかないと、サクサク執筆はできません。

なのでひとまず、マインドマップや付箋メモを活用して入れたい情報をどんどん羅列→要素の取捨選択→提示する順番を整理してから執筆に進むクセをつけてください。情報がしっかり整理できていれば、あとはそれを文章にするだけ。時間配分としては、情報整理8:執筆2程度になるのが理想です!

この見出しのマインドマップ

また、スムーズに書けない要因として、初めから綺麗に書こうとし過ぎていることも挙げられます。「ですますが続いてないか」「冗長になってないか」といった文章表現はもちろん、クライアント指定のルールや装飾など、最初から完璧を目指していませんか?

文章にまとめる以外の要素にも最初からこだわると、脳の切り替え回数が増えて非効率になりがちです。執筆はまず殴り書き→細かい部分は最後に調整をかける流れで進めていきましょう。

④納期と急病・急用が重なるとカオス

そしてWebライターの仕事には締切があります。如何なる理由があっても納期厳守は当たり前ですが、ときには納期と急病・急用などが重なることも。そうなれば、まさに「オワタw」状態ですよね。

ママさんやパパさんなら、子供の体調不良に左右されることもしばしば。子供ってほんと、なんの予兆もなく急に熱出したりゲーしたりするんですよね…(笑)数分前まですこぶる元気だったのに、みたいな(笑)

予期せぬ事態は起こるものですから、ピンチなときはクライアントへ相談すると良いです。鬼でない限り、どうしようもない事態には快く対応していただけるでしょう。

ただ、納期当日の相談は「自己管理ができてないな」と評価を下げる可能性があります。特に子供の急な体調不良なんかは親なら誰しも予測できるはず。状況に合わせて仕事を管理できてないと思われても仕方ありません。

よって、大事なのは常にトラブルへ備えておくことトラブルの防止に努めるより、何か起きても問題ない状態を維持するほうが大切です。どれだけ体調管理しても、風邪をひくときはひきますからね。

西田あずさ

具体的にまずやるべきなのは「指定納期の2日前には提出する予定で組む」「週に1時間は空白を作っておく」など、余裕を持ったスケジューリングです!

スケジュールに余裕があれば、イレギュラーな事態が起きても問題なく対処できるはず。精神的にも余裕が生まれ、パフォーマンスの向上も期待できるでしょう。円滑に仕事を進めるためにも、成果を出すためにも、「物事は予定通りに進まなくて当然」といった考えに基づいた行動を心がけてみてください!

⑤地雷案件にあたることがある

Webライターとして働いていると、ときには「まさに地雷でしょ」みたいな案件にあたることも。業務が煩雑すぎたり、応募内容と全く条件が違ったりする案件は、決して珍しくありません。

他に、クライアントの人柄に問題がある場合も地雷案件だと言えます。精神的にきつい思いをするのは、何よりも辛いかもしれないですね。

西田あずさ

実は最近、私のチームも地雷案件にぶち当たりました。

22時以降に1時間以内の対応を強いられる。「さすがにイメージできないでしょ」みたいな依頼の投げ方をする。あり得ないモノの言い方をする。おまけに報酬は払わない…。わりと大きめかつ認知度もある企業様でしたが、一言で最低でしたね(笑)

こういった感じでベテランでもぶち当たってしまったので偉そうなアドバイスはできないものの、地雷案件を避ける方法として考えられるのはこちら↓

地雷案件を防止するための施策
  • 相手の信頼性を確かめる
  • ビデオ通話で人間性を見極める
  • 細かな業務内容を確認しておく
  • 納得できる条件で契約書を巻く
  • 少しでも違和感を感じたら契約しない

まぁ、私の場合は上記全てやって失敗しました(笑)不足していた部分を挙げるなら、依頼や対応のスパンについて“明確”な条件を提示してなかったことですかね…。力不足かもですが、人間性については面談の時点で分かりませんでした。報酬未払いに関しては相手が約束を破ってます。なので、どう対策しようと100%は防げないでしょう。

ただ、もし地雷案件に当たってしまっても、きついのであれば契約を解除すればいい話。我慢して着手し続けるのは、精神衛生上良くありません。契約に関する条件にもよりますが、ダメだと思ったら躊躇することなくすぐにやめてしまいましょう。案件は他にもたくさんあります!

⑥身体的に負担がかかる

これまでご紹介してきたものと少し視点は変わりますが、Webライターの仕事は身体的にきついという意見も。デスクワークはどうしても、首こりや肩こり、眼精疲労など慢性的な症状に悩まされがちでしょう。

周囲には「在宅仕事って楽そう!」なんて思われがちですが、長時間パソコンに向かうって、めちゃくちゃしんどいんですよね。さらに、歳を重ねるとよりキツく感じるかもしれません…。

デスクワークの身体的負担はある程度仕方ないものの、少しでも軽減するなら日々の自己管理が重要。至って一般的な対策でいうと、適度な運動と十分な睡眠、入浴、必要に応じた専門家の治療などですね。

元々肩凝りや首凝りが酷く、Webライターをはじめた当初は嘔吐までいくことも珍しくなかった私の場合、以下のような対策により最近は「少しマシかな?」と感じれるようになりました。

疲れを軽減するために筆者がやっていること
  • 散歩でリフレッシュ
  • 30分に1度は必ず休憩
  • ストレッチで血行促進
  • レッグウォーマーで温活
  • 筋トレで筋肉量低下を防止
  • 頻繁な目薬で目の乾燥を防止
  • アミノ酸サプリでエネルギー補給

上記の中でも特に即効性があると感じているのは、意外にもレッグウォーマー(笑)冷えは大敵なんてよく言いますが、特にデスクワークの人は、知らず知らずのうちに身体が冷えがち。すると血流が悪くなり、尚更疲れやすくなるんですよね。鍼灸の先生に「レッグウォーマーで足首を温めるだけで体調はだいぶ変わるよ!」と言われてやってみると、本当に調子が良くなりました。

あとは、パソコンスタンドを使用したり、姿勢キープに特化したクッションを使用したり、作業環境を整えるのも効果的。むしろ、疲れが気になる人はまず仕事の環境を整備すべきかもしれません。

快適なワークスペースにするポイントや実例は以下の記事で紹介しているので、身体的負担に悩んでいる人はぜひ覗いてみてくださいね↓

⑦成功者の発信を見て凹む

最後にこれは仕事上での話ではないですが、飛躍しているWebライターたちと自分を比べてしまい辛くなったり、自信を無くしたりしがちな人も少なくありません。特にSNS上では、月収50万円だとか100万円だとか、キラキラしている売れっ子Webライターたちの発信が目立ちます。成功者ばかりに見えるがゆえに「自分だけ上手くいってない…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

でも断言しますが、飛び抜けている人はごくごく一部全体の1割もいないんじゃないでしょうか。そういった人たちが目立っているだけで、実際は飛躍的な成長を目指して奮闘している方が大半です。一度、冷静に色々なWebライターアカウントをチェックしてみてください。むしろ「自分と同じ人ばかりだ」と気づくはずです。

現に以前Twitterで収入に関するアンケートを取った結果、回答者全226名のうち50%近くが月収10万円以下。30万円を超えている人はたったの15%です。50万円・100万円となればもっと少数派でしょう。

そして当たり前ですが、成功者たちにも過去があります。いちWebライターからディレクター・講師→コンテンツ制作事業経営と幅を広げてきた私にも、きつい時代がありました。最初から成功している人なんて、いないんじゃないですかね。

またそもそものお話をすると、収入が全てじゃありません。「成功」の定義は十人十色です。どんな状況であれ、自身が「成功した」と思えるならそれが成功。つまり他者と比べること自体が間違っているんです。ましてや落ち込むなど、めちゃくちゃ勿体無いですね。

自分にとっての成功とは何なのかを今一度見つめ直し、他者に翻弄されることなく自己実現していきましょう。

Webライターが仕事のきつさを回避して飛躍するために意識すべきこと

繰り返しますが、Webライターは誰でも挑戦できるからといって簡単に成果を出せる仕事ではありません。辛い時期も乗り越えてこそ、輝かしい未来を手に入れられます。

西田あずさ

ただ、可能であれば負担は最小限に抑えたいですよね。

そこで、少しでもきつさを回避していち早く飛躍できるWebライターになるために「絶対意識してほしいこと」を3つピックアップしました!これまで紹介した内容とあわせてぜひ参考にしてみてください。

  1. 常にスモールゴールを持つ
  2. 単価で仕事を判断しない
  3. クライアントファーストを徹底する

①常にスモールゴールを持つ

まずは、常にスモールゴール(小さな目標)を持つことです。

Webライターの仕事を始めるとみなさん何かしらの目標を持つと思いますが、いきなり「月収20万円稼ぐ」とか「継続案件を10件獲得する」とかわりと大きなゴールを設定したり。SNSで目に留まった「スゴイ人たち」を目標にしたりしていませんか?

大きな目標を持つのは良いことですが、大きくて具体性に欠けたゴールを設定するとなかなか達成できず、モチベーションが下がりがちです。結果、パンパンに仕事を詰めてスキルアップに時間を割けなかったり。焦りから「スピード勝負」な行動に出て仕事が雑になったり。そうなればクライアントからの評価も得られず、まさに負のループでしょう。何より、気持ちの面で落ちてしまうほどきついことはないですよね。

だからこそ、目標は最終的なゴールから逆算した“小さくて現実的なもの”に設定してください。

スモールゴールの例
  • 1ヶ月に5案件応募する
  • 記事単価3,000円の記事を1週間に3本書く
  • 朝活の2時間で3見出し分執筆できるようになる

1日単位・1週間単位など期間も小刻みにしつつ具体的な数値も含めるとなおさら効果的。このようなスモールゴールを決めて確実に達成すれば、その達成感から高いモチベーションを保てる→次のスモールゴールに向かって歩み出せる→どんどん最終ゴールに近づけるといった好循環が生まれます。

西田あずさ

スモールゴール達成の積み重ねこそが、最終ゴールへの最短ルートです!

②単価で仕事を判断しない

そして、単価で仕事を判断しないのも大事な心がけ。特に初心者は早く稼ぎたい思いで報酬金額にばかり目を向けがちですが、単価にこだわるのは疲弊の元ですそもそも、単価の高い案件を持っているからといって収入も伸びるとは限りません。理由はこちらの通りですね↓

選べる案件数だって限られてきますし、Webライターは信頼が命の仕事。もちろん仕事なので金銭面は大事なんですが、最初から目先の収入ばかり見ていては将来につながりません。単価の高い案件獲得を目指すより、クライアントとの信頼を積み上げ、自身の評判も高めていくほうが収入面でも早く伸びる期待値が高いと言えます。

では具体的にどんな基準で案件を選べば良いの?というお話ですが、以下のような目線を持ってみてください。

案件の判断基準
  • スキルアップにつながるか
  • 安定して案件をもらえそうか
  • クライアントのビジネスが伸びそうか
  • 自身の実力でクライアントの利益に貢献できそうか

要はお金よりも、その案件・クライアントと関わることによって得られる自身の「ベネフィット」を考えるということ。繰り返しますが、いち早く飛躍したいからこそ目先ではなく将来をみましょう。

西田あずさ

最初は金銭面がついてこずとも、適切な判断をすれば将来得られるものは計り知れません。Webライターは積み上げ型のビジネスだということを忘れずに!

③クライアントファーストを徹底する

これは当たり前っちゃ当たり前なのですでに意識している方も多いと思いますが、クライアントファーストの徹底は何よりも大切だと言えます。

クライアントファーストを直訳すると「顧客第一」。クライアントと目的や目標を共有し、その方向性に沿って顧客の便益を最優先に考えることを意味します。クライアントの得た成果は最終的に自分の成果にもつながるといった考え方に基づいており、飛躍するためには意識が欠かせません。

例えばWebライターだと、こんな行動が“クライアントファースト”だと言えるでしょう↓

クライアントファーストの例
  • 読者の目線に立った記事を書く
  • さらなるスキルアップに努める
  • フィードバックを確実に活かす
  • 画像制作など付加サービスを提供する
  • 信憑性UPのためにアンケートを提案する
  • より成果を出すためにリライトを提案する

ただ、単に「顧客が喜ぶこと」「顧客の利益につながること」をするだけでは足りません。見逃しがちですが、コミュニケーション方法を工夫してクライアントの手間を徹底的に省いたり、進捗報告を挟んで納品を待っている間の不安を解消してあげたり、クリエイティブ以外の部分に対する心がけも必須。

要は成果ばかりに目を向けず、仕事を円滑に・安心して進めてもらうために自分ができることは何なのか?も常に考えて行動しましょうというお話ですね。そういった部分にも気を遣えるWebライターは評価アップ間違いないですし、クライアントが業務に割く時間・手間・不安の削減により結局のところ成果に貢献できるんです。

西田あずさ

実力面でまだ自信のない初心者であっても「気遣い」であれば今すぐできるはずなので、ぜひ意識してみてください!

まとめ:きつい時期を乗り越えて一人前のWebライターを目指そう!

というわけで、Webライターの仕事がきついと感じるさまざまな事例と解決策を紹介しました。どの事例からも、飛躍するためのヒントは得られたはず。いかなる仕事でも成長の過程できつい時期があるのは当然といえば当然のことですが、少しでも楽に・スムーズに一人前のWebライターを目指していきましょう。

なお、Webライターとして飛躍するうえで重要なのは結局のところマインド面です。直面する辛さに対してもそうですが、日頃からどんな考え方・どんな視点で仕事に取り組むかが全てを左右するといっても過言ではありません。モチベーションを崩さないような、セルフコントロールも大切ですね。

西田あずさ

根気で乗り越えろと言ってるわけじゃないですが、自分の目指す場所・そのために必要なプロセスが明確であれば、一見きついと思われるようなことも難なくクリアできます。何かあったときに判断を誤ることもありません。

固い意志とブレない心を持ち、自分の目指す場所へ着々と近づいていってみてください!

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この記事を書いた人

関西在住フリーランス・シングルマザー。産後4年間の病棟介護士を経て、独学でWebライティングを開始。現在は、Webライター兼Webディレクター、編集者として複数メディアで活動しつつ、ライティング講師を務める。身軽に・自由に暮らすがモットー。

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