この記事では、Webライターが仕事用の電話番号を持つメリット・デメリットについて紹介していきます。
Webライターに事業用の電話番号って必要なの…?
こんな疑問に、お答えしていきます。
この記事で分かること
- Webライターが仕事用の電話番号を持つメリット・デメリット
- 事業用の電話番号を用意する4つの方法
この記事を書いた人
これからWebライターになりたい、またはすでに活動を始めているという方は、仕事用の電話番号を持つべきか悩みますよね…。
結論から言うと、どっちでもOKです。今はLINEやzoomなどのサービスで無料通話が可能ですし、持っていなくても十分活動できるでしょう。
※ちなみに、Webライター・ディレクター歴3年の筆者は事業用の電話番号を所持しています。
では、本題へ入っていきましょう!
Webライターが事業用の電話番号を持つメリット4つ
電話でのやり取りが必須ではないWebライターの場合、「あった方がいいのかな?」と曖昧なまま番号を用意しても、活用できずただの無駄遣いになってしまいます。
まずは仕事用の電話番号を持つメリットをチェックして、目的を決めましょう。
仕事用の電話番号を持つメリット
- 名刺やブログに電話番号を掲載できる
- 個人事業主としての信用性がアップする
- 素早い対応・円滑なコミュニケーションができる
- 仕事の幅が広がる
メリット①名刺やブログに電話番号を掲載できる
仕事用の電話があれば、名刺やブログにも気兼ねなく番号を掲載できます。
Webライターに名刺やブログは必須ではありませんが、案件をより多く獲得したいのであれば持っておくと便利。
というのも、Webライターの仕事は
- 通常の就職活動と同じ方法
- 知人や友人の紹介
- ブログ経由
などでも獲得のチャンスがあるからです。
名刺に連絡先を記載するのは基本ですし、ブログも特定商取引法を表記しているなら電話番号の掲載が必須!
名刺やブログは不特定多数の人が見るので、掲載するならプライベートとは別の専用番号がベストでしょう。
メリット②信用性がアップする
個人事業主(フリーランス)は、企業に務めるサラリーマンに比べ、どうしても信用性に欠けます。
信用性というのは何も仕事だけでなく、
- クレカやローンの審査
- 税金関係
- 子供の学校や保育園への提出書類
などにも影響しかねません。事業用の電話番号がなければ、こういった場面でもマイナス評価を受けやすいと言われています。
また、Webライターは面識がないままお仕事を引き受けることが多いですよね。決して会わずとも、電話でのコミュニケーションを取るか・取らないかでクライアントからの信頼性は大きく異なるでしょう。
名刺やブログに電話番号を掲載するだけでも「きちんと仕事をしている人だ」「プロ意識がある人だ」と好印象を与えられます!
メリット③素早い対応・円滑なコミュニケーションができる
仕事のやり取りを電話で行えるようになれば、クライアントへの素早い対応が可能となり、コミュニケーションも取りやすくなります。
メールやSNSだけのやり取りでは、
- すぐに気付かない
- 考える時間が必要
- 文字を打つ時間が発生する
といった理由で時差が生じがちですし、意思疎通が難しく、仕事内容のすり合わせが不十分となることもあるでしょう。
しかし、電話ならすぐに対応できるので相手を待たせません。何より、音声でやり取りすれば、メールやSNSのみに比べクライアントとの信頼関係も築きやすくなるでしょう。
クライアントによってはメールでのやり取りを嫌う方もいらっしゃるので、「電話対応可」であれば仕事量の増加にもつながります!
メリット④仕事の幅が広がる
仕事のツールとして電話を取り入れれば、Webライターから幅を広げいろいろな仕事に挑戦できます。
電話を活用した仕事
- コンサル
- 自分のWebサイトで情報や商品の販売
- 紙媒体への営業・ライティング
- 電話相談サービスの運営 など
自分の経験を活かし、初心者ライターの育成をするなどといったことにも活用できますね。
これらは電話でなくてもできることかもしれませんが、持っていれば営業面で確実に有利でしょう。
仕事用のLINEアカウントを取得できるのもメリットですね!
Webライターが事業用の電話番号を持つデメリット2つ
webライターやブロガーが仕事用の電話を持つことは、メリットが多い反面デメリットもあります。
仕事用の電話番号を持つデメリット
- 料金がかかる
- 使わない可能性もある
デメリットをカバーできる使い方ができるのであれば、持っておいたほうが便利&仕事のステップアップに繋がるでしょう。
デメリット①料金がかかる
電話番号をひとつ用意すれば、当然お金がかかります。
どんな方法で取得するかにより料金は異なりますが、月2,000円かかるとしたら、年間24,000円の支出増加です。
「仕事用の電話を持ちたいけど料金が気になる」という人は、できるだけ安く利用できる手段を取りましょう。
事業用電話の導入はいつでもできるので、収入が増えてから検討しても◎
デメリット②使わない可能性もある
Webライターやブロガーが誰かとやりとりをする時は、結局メールやSNSを利用することが多いはずです。
電話を用意したところで、使用する機会はほとんどないかもしれません。せっかく電話があっても使わないのであれば、ただただ無駄になってしまいますよね。
初心者ライターの方は、実際に活動してみて、「必要だな」と思うまで保留しておいてもいいでしょう。
筆者は3年目にやっと導入しました!理由は、ないと不便だなと思うシーンが多々あったからですね!
仕事用の電話番号を新たに用意する4つの方法
新しい電話番号を取得する方法は、主に以下の4つです。
- 固定電話を契約する
- 新しい携帯電話やスマホを契約する
- IP電話を利用する
- 転送電話サービスを利用する
目的や利便性、予算に合わせて適切な取得方法を選んでみてください。
電話番号の取得方法①固定電話を契約する
結論から言って、事業用電話は固定電話がベストです。なぜなら、フリーランスとしての信用性をより高められるから。
カードローンやクレジットカードなどの審査においても低くなりがちですが、事業用の電話番号に固定電話を設定すればその点も少しカバーできるでしょう。
ただし、以下のようなデメリットがあるため、固定電話の契約は少しハードルが高く感じるかもしれません。
固定電話のデメリット
- 契約手続きが面倒
- 設置場所以外で使えない
- 営業や勧誘など関係のない電話がくる可能性がある
- 初期費用や基本使用料など使わなくてもお金がかかる
スマホや携帯電話のようにどこでも使用できないのはちょっと不便ですし、Webライターの仕事で固定電話を用意するのはちょっと大袈裟な気がしますよね…。
とはいえ、事業を大きくしていきたい・信用されたいのであれば、固定電話が最適です!
電話番号の取得方法②スマホ・携帯電話を契約する
仕事用の電話番号を取得するなら、新しいスマホや携帯電話の契約が最も手軽でしょう。
筆者はこの方法で番号を取得しましたが、仕事用のLINEアカウントも作れてかなり便利です!
とはいえ、新しい携帯電話やスマホは、大手キャリアで契約するとそれなりの費用がかかりますよね…。仕事用に2台目を契約するなら、格安SIMが圧倒的にお得でしょう。
格安SIMで契約するメリット
- 基本料金が非常にやすい
- インターネットも利用できる
- どこでも電話対応できる
- 仕事用にLINEのアカウントを作れる
- 契約手続きが早い・簡単
格安SIMのデメリット
- 2台持ちが面倒
- 固定電話に比べ信用性が低い
- 通話料金が高いことも
とりあえずお得に使いたい・ネットも使いたいなら格安SIMがベスト。使っていないスマホを使うか、オークションなどで中古機種を入手すればさらに費用を抑えられます。
電話番号の取得方法③IP電話を利用する
IP電話はスマホアプリでも利用でき、050から始まる電話番号を取得できます。
なお、IP電話は「Internet Protocol(インターネットプロトコル)」という通信方式を採用し、インターネットを利用して通話する電話サービス。なんだかややこしいですが、ネット回線のみで通話すると覚えておいてください。
IP電話のメリット
- 基本料金・通話料が安い
- アプリなら契約や解約が簡単
- スマホで利用できるものもある
- 2台持ちしなくていい
IP電話のデメリット
- 通話品質が微妙
- 緊急番号やフリーダイヤルが使えない
「あまり使わないけど一応用意しておきたい」という人はIP電話がおすすめでしょう。スマホアプリをダウンロードし、支払い情報を登録すれば今すぐに導入できるものもあります!
GoogleストアやApp Storeで「IP電話」と検索すればいくつか出てくるのでぜひチェックしてみてください!
電話番号の取得方法④転送電話サービスを利用する
転送電話とは、固定電話番号をレンタルし、自分の指定した電話番号(携帯など)に転送してくれるサービスです。
名刺やブログへの掲載ももちろんOKであり、回線の契約や電話機の購入をすることなく固定電話番号が持てるため、個人事業主に人気。
料金は契約する会社によりさまざまですが、Toones転送電話なら、月額1,050円〜固定電話番号を持てます!
固定電話番号が欲しい・2台持ちしたくない!という方は、断トツで転送電話サービスがおすすめでしょう。
まとめ:Webライターの仕事用電話はハッキリとした目的があるなら持つべき!
主にインターネット上でお仕事をしているWebライターにとって、仕事用の電話番号は必須ではありません。
あれば便利ではありますが、使い方によってはただの無駄使いになるので、番号を取得するなら目的を明確にしましょう!
なお、以前ツイッターでアンケートを取った際は「不要」という回答が多かったです。
しかし私はメリットの多さに惹かれ、導入を決めました。
ビジネス専用の電話番号をもてば仕事とプライベートにメリハリがつくようになり、不思議とモチベーションがアップしましたね。
電話番号を持つなら自分にとって最適な方法を見つけ、ビジネスのステップアップにつなげてみてください!