この記事では、ロジクール(Logicool)の外付けキーボード「K370s/375sマルチデバイス」を徹底レビューしていきます。
PCの外付けキーボードに、ロジクールのK370s /K375sを検討中。実際に使ってみたリアルな口コミを知りたい。Macでの使い心地は?接続は簡単?
こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
- ロジクール K370s/K375sの基本情報
- ロジクールK375sと比較すべき商品
- ロジクール K375sの外観やデザイン詳細
- MacにK375sを接続したレビュー
- Macに接続する方法
先日、愛用しているMacBook Airでの疲労感減少と作業効率UPを目的に、評判のいいブランド「ロジクール(Logicool)」製のK375sマルチデバイスを購入しました。
結論から言うと、低価格なので正直期待はしていなかったものの実際に使ってみると思った以上に優秀でした。
決め手となった理由は、以下の通りです。
- テンキー搭載
- 低価格(定価3080円)
- 押しごたえのあるキーボード
- commandキーが使用できる
- マルチデバイスに対応している
ロジクール K375s マルチデバイス
愛用のMac
MacBook Air(2018年購入)
MacOS:High Sierra 10.13.6
では、始めていきましょう!
ロジクール K370s/K375sの基本情報
まずは、K370s/K375sの基本情報をチェックしていきましょう。
- 商品名:K370s/K375 MULTI-DEVICE
- カラーバリエーション:オフホワイト(K370s)/グラファイト(K375s)
- 本体サイズ:高さ20.5mm×幅435.5mm×奥行き137.5mm
- 重量:425g(電池を除く)
- 電源:単四電池×2
スマートフォン、パソコン、タブレットなど複数の機器とワイヤレス(無線)で接続でき、ワンタッチで簡単に切り替えられるのが魅力。スマホやタブレットに使えるスタンドも付属しています。
なお、K370s/K375sのパッケージには、以下の7点が含まれています。
- キーボード本体
- ユニバーサルスタンド
- 単4乾電池×2
- unifyingレシーバー
- 取扱説明書
- 保証規定
- 保証書
このパッケージだけですぐに使えます。ケーブルや電池など、他に用意するものはありません。
K370s/K375sの接続方法
ロジクール K370s/K375sの接続方法は、2通りです。
ロジクール K370s/K375sの接続方法
- unifying(USB)
- Bluetooth
unifyingとは、ロジクール独自の「ロジクール アドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー」を採用した無線方式のこと。
一つのレシーバーで複数のワイヤレスマウスやキーボードにペアリングすることができ、Bluetoothに比べ消費電力が低く通信が安定しやすいのが特徴です。
K370s/K375sの対応デバイス
ロジクール K370s/s375s マルチデバイスは複数の端末に対応していますが、接続方法により対応デバイスが異なるので、購入前に必ずチェックしておいてください。
unifyingで接続できるデバイス
- Windows®︎10以降
- Windows®︎8
- Windows®︎7
- MacOS X 10.10以降
- ChromeOS
Bluetoothで接続できるデバイス
- Windows®︎10以降
- Windows®︎8
- Android™️5.0
- MacOS X 10.10以降
- iOS 5以降
- Chrome OS
ロジクール K375s マルチデバイスと比較すべき商品
今回私が購入した商品はロジクールの「K375s マルチデバイス」です。
MacBook AirやiPad、スマホ用にプチプラ帯で尚且つ高性能なキーボードを探していたところ、たどり着いたのがこの「ロジクール K375s」でした。
ちなみに、macに使えるキーボードを選ぶ際、比較対象となったのは以下の2点です。
ロジクールのK370s/K375sと、上記2商品は以下の条件を満たしています。
- テンキーを搭載
- コマンドキーを搭載
その他の機能は好みですね。
例えばバッファローは有線タイプで、エレコムは3モデルの中で最も薄型です。マルチデバイスに対応しているのはロジクールのみ。(そもそも、Mac対応のキーボードって少ないんですよね。)
同じような価格帯で探すのであれば、ロジクール 、バッファロー、エレコムの3モデルが検討対象になるでしょう。
【レビュー】ロジクール K375sの外観やデザイン
K375sのパッケージは、グリーンがかったブルーで、目に付きやすいカラーです。
開封してみると、こんな感じ▼
キーボードの基本カラーはブラック。上記4点の他に、取扱説明書と保証規定、保証書も同封されています。
※取扱説明書といってもかなり簡易的なので、これだけでは分かりづらい方もいらっしゃるかもしれません。
キーボードには、Macユーザーにとって必須である「コマンドキー」を搭載。これは大きな決め手となりました。
escキーの右隣にある1、2、3のボタンでデバイスの切り替えが可能です。
さらに、便利なテンキーも搭載しているので、数字をよく打ち込む方でも使いやすいでしょう。
キーはMacBook Airのキーボードに比べ立体感があり、キーとキーの間の隙間は少なめです。
そして背面には、キーボードの角度を調整できるスタンドが付属▼
スタンドを立てるとキーボードに傾斜がつくため作業しやすくなります。
【K375sの付属品】ユニバーサルスタンドも優秀
K370s/K375sには、スマホやタブレットを立てかけられる「ユニバーサルスタンド」が付属しています。おまけのようなものなのですが、これが案外優秀でした。
iPhone XRを立てかけてみましたが、ご覧の通り角度バッチリで操作も楽々です。
お次は iPad Airです。動画視聴時に便利ですね。縦置きでも抜群の安定感で、 iPad Airをしっかりと支えてくれます。
なお、スタンドの中央部にはくぼみがあり、スマホやタブレットのホームボタンを操作しやすい仕様です。
ユニバーサルスタンドのレビュー
- 抜群の安定感
- コンパクトなサイズ感
- デスクでの使用に最適な角度
この価格でこの品質のスタンドが付属しているのは、かなりお得だと思いましたね。
【レビュー】K375sをMacBookとiPadに接続してみました
ロジクールのキーボードを MacBook AirとiPadに接続して使用してみました。私は上記のようにデスクトップPCもどきにセッティングして作業しています。
ノートパソコンは持ち歩きにも便利でとても優秀なのですが、長時間の作業には向いていませんよね。MacBook Airのモニターを目線の高さに設置し、外付けキーボード(K375s)でタイピングを行うことで、疲労感が激減し作業効率が大幅にアップしました。
さて、ここからは実際にロジクールK375sを使用してみた感想を、デメリットも含めながら徹底レビューしていきましょう。
K375sのレビュー①キーの押し心地・静音性
キーの押し心地は人により好みがあると思いますが、ロジクールのキーボードはしっかりと「押した感」を得られる仕様です。※Macのキーボードに比べ重ため
Macとは違いしっかりとした押し心地ではあるものの、毎日8時間ほど使用しても疲労は少ないですね。
音に関しては静かな方だと思いますが、Macの純正キーボードとはまた違った音色です。小学校や中学校にあるパソコンのキーボードの音色をイメージしておくと良いでしょう。
タイピングミスが起こりにくい
ロジクールのK375sはキーとキーの間の隙間が少ないため「タイピングミスが起こりやすいのでは?」と思っていましたが、一つ一つのキーが大きめなので打ち間違うということはありませんでした。女性の私でも打ちやすい大きさです。
キーの押しごこち、静音性、押しやすさに関しては、間違いなくお値段以上!
ただし、Macの純正キーボードのような軽い押し心地が好みの方には向いてないかもしれません。
K375sのレビュー②無線だとは思えないほど快適な通信・動作
無線のキーボードは、デスクがすっきりとするメリットがある反面、通信や動作が安定しないデメリットがあります。しかし、このロジクールK370s / K375sは、無線だということを全く感じさせません。
キータッチのレスポンスがよくサクサク動作してくれるので、タイムラグを感じることはありませんでした。Mac本体のキーボードと比べても、今のところ差は感じていません。
電波干渉を受ける可能性はあるとのことですが、基本的に通信・動作面で問題はないと考えておいて良いでしょう。
Bluetoothとunyfryingで通信レベルの差は感じない
ロジクールのK370s / K375sは「Bluetooth」または「unyfrying」を使って接続できます。Bluetoothとunyfryingを数時間ずつ使用してみましたが、Macの近くにキーボードを設置している限り差は感じられませんでした。
私はunyfryingメインで使用していますが、通信範囲はunyfryingの方が広く対応するようなので、使用環境や好みに合わせて選びましょう。
K375sのレビュー③他デバイスへの切り替えがスムーズ&便利すぎる
ロジクール K375s最大の魅力は、マルチデバイスに対応していることです。
スイッチ一つで簡単に切り替えられ、スイッチを押してすぐに打ち始めてもきちんと反応してくれます
「Macでブログ書きながらiPadで調べ物」「Macでブログ書きながらiPhoneでラインの返信」なんてことも楽々ですね。
私のように、MacとiPad、MacとiPhoneなど、複数のデバイスを同時に使いながら作業する人には便利でしょう。
K375sのレビュー④Macユーザーは慣れが必要
K375sの唯一のデメリットは、Mac純正のキーボードと少し配列が異なることでしょう。
例えば、「」()@&;”|など記号の位置がMacとズレているので、使いこなすまでに少し時間がかかるかもしれません。
ロジクールK370s/K375sはMacに”対応しているだけ”であり、”Mac専用”ではないのでこの点は仕方ないでしょう。
とはいえ、この価格帯で以下の条件を満たしたキーボードは私が調べた限りロジクールのK370d / K375sのみでした。
- コマンドキーを搭載
- マルチデバイスに対応
- 快適な通信性・動作性
- テンキーを搭載したフルサイズ
この価格で選ぶなら、K370s/K375sの一択ではないかと思います!
ロジクールK370s / K375sをMacに接続する方法
ロジクールのK370s/K375sは、Bluetoothとunyfying(USBレシーバー)の2通りの接続方法があります。
どちらも接続は簡単で通信も問題ありませんでしたが、付属の取扱説明書だけではやや説明不足だと感じたので、購入時にスムーズに接続できるようにここで接続方法も解説しておきます。
unyfyingで接続するにはunyfyingソフトウェアが必要だと記載されています。私はダウンロードしなくても使うことができましたが、念のためダウンロードしてから接続することをおすすめします。
>>unyfyingソフトウェアのダウンロードはこちら
unyfyingで接続する方法ですが、まずはキーボードの電源を入れ、Macを登録したい番号を3秒間押し続けます。
長押しするとボタンが点滅するので、 MacBook AirのUSBポートにレシーバーを差し込みましょう。
そして、ロジクールのキーボードの「fn」キーと「O」キーを同時に3秒間長押し。これでMacとの接続が完了です。※設定画面が表示されることもあります
BluetoothでMacに接続する方法
Bluetoothで接続する場合も、先ほどと同じく登録したい番号を長押しするところからスタートします。
番号が点滅したら、Macのリンゴマークをクリックし「システム環境設定」へ。
Bluetoothをクリックします。
「keyboard K375s」が表示されるので、接続をクリック。
するとパスワードが表示されるので、そのパスワードをロジクールのキーボードで打ち込み、Enterキーをクリック。これでBluetoothでの接続が完了します。
ロジクールK370s / K375sはコスパ最強キーボード
ロジクールのキーボードは2020年8月現在、Amazon・楽天市場・ヤフーショッピング共に3,000円以内で販売されています。
ロジクールK375sレビューまとめ
- テンキー、macに便利なcommandキー搭載
- シンプル&スタイリッシュな外観
- キーボードに押しごたえがある
- 付属品のユニバーサルスタンドが意外と優秀
- Macユーザーはキーの配置に慣れが必要
- マルチデバイスに対応しているので作業効率がUPする
この価格帯でMac対応・コマンドキー搭載の外付けキーボードはそもそも少ないですが、こちらの商品を選んで正解でした。控えめに言って、コスパは最強です。
外付けキーボードを探しているMacユーザーは、高級キーボードを導入する前にまずはロジクールK375sのお試しをオススメします。
ロジクール K375s マルチデバイス